ジェームス・イングラム(James Ingram、1952年[1]2月16日 - 2019年1月29日)は、アメリカ合衆国出身のミュージシャン、シンガーソングライター、音楽プロデューサー。
概要・略歴
オハイオ州アクロン出身。1970年代からLAで活動を始め、Revelation Funk、The Coasters、Shalamarといったバンドに属し、レイ・チャールズのバンドのキーボードも務めた。
後にロサンゼルスでセッション・ボーカリストとして活動するようになり、クインシー・ジョーンズに見出される。やがてクインシーに実力を認められて「クインシーの秘蔵っ子」と呼ばれ、そのクインシーの曲(パティー・オースティンとのデュエット曲)「ベイビー・カム・トゥ・ミー」で初の全米1位を記録した。
1983年にソロ歌手としてデビュー。アルバムにはレイ・チャールズやマイケル・マクドナルドらの大物ミュージシャンがゲスト参加した。1984年のマクドナルドの作品でデュエットした曲「ヤ・モ・ビー・ゼア」はグラミー賞も受賞している。
1985年にはUSAフォー・アフリカに参加し、「ウィ・アー・ザ・ワールド」では大物たちと並んでリードボーカルを務め、コーダではレイ・チャールズと堂々たる掛け合いを演じている。1986年にはリンダ・ロンシュタットとデュエットした「サムホエア・アウト・ゼア」(映画『アメリカ物語』主題歌)が全米2位に、1987年にはエディ・マーフィ主演の映画『ビバリーヒルズ・コップ2』のエンディング・テーマに「ベター・ウェイ」を提供し、1990年には「アイ・ドント・ハブ・ザ・ハート」が全米1位を記録する大ヒットを放っている。
2019年1月29日、脳腫瘍のため死去[2][3][4]。66歳没。
ディスコグラフィ
アルバム
- ユア・ナイト - It's Your Night(1983年)
- ネヴァー・フェルト・ソー・グッド - Never Felt So Good(1986年)
- イッツ・リアル - It's Real(1989年)
- パワー・オブ・グレイト・ミュージック~ベスト・オブ・ジェイムス・イングラム - The Power of Great Music(1991年)
- オールウェイズ・ユー - Always You(1993年)
- フォーエヴァー・モア~ベスト&デュエット - Forever More: The Best of James Ingram(1999年)
- Stand (In the Light)(2009年)
脚注
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ビデオ |
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関連項目 | |
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