エディ・スリマン(Hedi Slimane, 1968年7月5日[1] - )は、フランス出身のファッションデザイナー。20世紀終盤頃から21世紀初頭にかけてのファッションブランド「イヴ・サン=ローラン」・「ディオール・オム」及び2012年から2016年にかけてのSAINT LAURENT PARISのクリエイティブディレクターとしての活動が最も広く知られている[2]。
「少年性」と「ロック」をテーマにした繊細な作品群は熱狂的なファンを多く持つ。また、最近では、フォトグラファーとして、雑誌、ビッグメゾンの広告などの仕事もこなしている。「VOGUE HOMMES JAPAN」創刊号にて、「デヴィッド・ボウイ、ポール・ウェラー、ザ・クラッシュのポール・シムノンからかなり影響を受けた」と語っている。いずれもイギリスのロック・ミュージシャンである。また、ザ・リバティーンズのピート・ドハーティに熱狂し、自身が撮影した写真集まで出している。
過去の膨大なコレクションの中から、洋服のインスピレーションを見いだすために、自身で手がけた服以外は古着しか着ないことでも有名である[3]。
略歴
フランス・パリにおいて、チュニジア系の父親とイタリア系の母親との間に生まれた[4]。
出典
外部リンク