つくば市谷田部農業協同組合(つくばしやたべのうぎょうきょうどうくみあい、英称:Tsukubashiyatabe Agricultural Cooperative)は、茨城県つくば市に本所を置く農業協同組合。略称はJAつくば市谷田部。つくば市内で事業を展開する。
概要
- 2020年(令和2年)1月31日現在[1]
- 事業範囲:茨城県つくば市谷田部地域
- 組合員数:3,875名(うち正組合員2,468名)
- 職員数:68名
- 出資金:14億9,649万円
- 販売取扱高:17億9,155万円
沿革
第二次世界大戦前の農業会を母体とし、同会の民主化という形で発足した。
- 1948年(昭和23年)
- 4月 - 農業協同組合の設立同意書がまとまる。
- 11月23日 - 前身となる谷田部、小野川、葛城、島名、真瀬の各農業協同組合が設立総会を開催。
- 1951年(昭和26年) - 葛城農協と小野川農協が経営不振により、農漁業協同組合再建整備法の適用を受ける。
- 1958年(昭和33年) - 島名農協が経営不振により、農漁業協同組合再建整備法の適用を受ける。
- 1960年(昭和35年) - 1955年(昭和30年)の谷田部町誕生を期に、町内の5農協の合併促進協議会が結成。
- 1962年(昭和37年)
- 2月15日 - 5農協の合併予備契約が調印される。
- 3月 - 合併総会を開催。谷田部町農業協同組合が発足。
- 1984年(昭和59年) - 産直部会発足[2]。
- 1992年(平成4年) - 産直部会が日本農業賞の茨城県代表となる[2]。
- 1994年(平成6年) - 産直部会が朝日農業賞を受賞[2]。
- 2004年(平成16年)1月30日 - 青年部「若葉会」が発足[3]。
- 2019年(平成31年)9月28日 - 支所統廃合を実施[4]。
本支店
- 本店 - 谷田部2074-1
- 学園南支店 - 苅間650-3
2019年9月以前の事業所
- 本所 - 谷田部2074-1 : 本店に統合
- 小野川支所 - 館野360番地 : 新設した学園南支店に統合
- 葛城支所 - 苅間650番地 : 隣接する土地に学園南支店を新築して移転
- 島名支所 - 島名542番地 : 本店に統合
- 真瀬支所 - 真瀬107番地 : 本店に統合
- Aコープ葛城 : 2013年1月31日に閉店。葛城支所(当時)に併設されていた。
主な事業
主な生産品
- 5農協時代[5]
- 谷田部町農協時代
- 資本主義商品経済の成立と輸入農産物に押され、麦・豆類の生産は激減した[6]。
- 現在[2]
広域合併に向けた検討
同地域では2013年より、同組合及び隣接するJAつくば、JA土浦の3農協間で合併に向けた合併研究会を発足させ検討を重ねてきたが、合意に至らず2018年2月に研究会は解散。同年3月からはJAつくばとの2農協間での合併の検討に入り4月に合併研究会を発足させたが、6月に再度合併の白紙化が決まり、合併協議は破談となった[7]。なお、JA土浦は2019年2月にJA竜ケ崎、JA茨城かすみと合併し、「水郷つくば農業協同組合」となった。
脚注
関連項目
外部リンク
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総合農協(17JA) |
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統廃合(かつて存在した農協) | |
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県連合会 | |
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JA茨城厚生連の病院 | |
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関連項目 | |
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地域分類は茨城県の地域区分に準拠 ※JA常陸の所管地域は県北~県央に及ぶ |