Share to: share facebook share twitter share wa share telegram print page

Top (UNIX)

top
Unix系OSにおけるtopの表示例
作者 William LeFebvre
Roger Binns
James C. Warner
対応OS Unix系
プラットフォーム クロスプラットホーム
公式サイト procps.sourceforge.net ウィキデータを編集
テンプレートを表示

top(トップ)はほとんどのUnix系オペレーティングシステムにあるコマンドで、自動的に更新されるプロセス一覧を作成する。デフォルトではプロセスはCPU使用率の順に並べられ、CPU消費の「トップ」グループだけを表示するタスクマネージャーである。topはCPUやメモリの使用量に加え、実行中のプロセスに関するその他の情報も表示する。一部のバージョンでは、項目やソート方法など、出力内容について広範なカスタマイズが可能である。

topコマンドは、その時点でどのユーザやプロセスが最もシステムリソースを消費しているかわかるため、システム管理者にとって有用である。

出力はテキストファイルにリダイレクトする事もできる。

プロセスの、リアルタイムでない一覧取得についてはpsを参照。

歴史

topコマンドは、VMSオペレーティングシステムのmonitor process/topcpuコマンドをヒントとしている。topの最初の実装は、1984年4月ライス大学の大学院生ウィリアム·ルフェーブル(William LeFebvre)によって、BSD 4.1用に作成された。これはBSDライセンスの下でオープンソースプロジェクトとしてリリースされ、多数のプロプライエタリなBSDおよびUNIXオペレーティングシステムに含まれる事となった。

topは、他のオペレーティングシステムへの移植や別のライセンスとするために、幾度か再実装されてきた。AIXでは、1999年にAIX 4.3において、topasと呼ばれる強化版のtopが導入されている。

Linux用の最初のtopは、ロジャー・ビンズ(Roger Binns)によって実装された。最近はジェームズ・C・ワーナー(James C. Warner)によるフルカラー化された実装が一般的で、これはprocpsパッケージに含まれている。

オプション

topの一部のオプションを示す。

-d: 更新間隔を指定する:  -d ss.tt (秒.10分の1秒)
-u: 指定した実効UIDかユーザ名にマッチするプロセスだけをモニターする:  -u somebody

関連項目

外部リンク

Kembali kehalaman sebelumnya