cmpはコマンドラインのユーティリティであり、UNIXおよびUNIX系のオペレーティングシステムで使用される。cmpは任意のタイプの二つのファイルを比較して、比較した結果を標準出力に出力する。デフォルトでは、二つのファイルが同一の場合は何も出力しない;二つのファイルが異なる場合は、最初の差異が発生した箇所のバイト位置と行番号を報告する。
オプション
cmpはコマンドラインのオプションを指定して使うことが多い。GNUバージョンのcmpは以下のようなオプションを持っている:
-b, --print-bytes
- 異なるバイトを表示する。
-i SKIP, --ignore-initial=SKIP
- 入力された最初のSKIPバイトを無視する。
-i SKIP1:SKIP2, --ignore-initial=SKIP1:SKIP2
- FILE1の最初のSKIP1バイトとFILE2の最初のSKIP2バイトを無視する。
-l, --verbose
- 異なるバイトの全てについて、バイト位置と値を出力する。
-n LIMIT, --bytes=LIMIT
- 最大でLIMITバイトまでのバイトを比較する。
-s, --quiet, --silent
- 何も出力せず、終了コードのみを返す。
-v, --version
- バージョン情報を出力する。
--help
- ヘルプファイルを出力する。
返り値
- 0 - 二つのファイルが同一である。
- 1 - ファイルが異なる。
- 2 - 引数にアクセスできない場合または引数がない場合。
関連項目
参照
外部リンク
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