Raphael(ラファエル)は、日本のヴィジュアル系メタルバンド[1]。
1997年結成、1999年、メジャー・デビュー。2001年活動休止。2012年に約12年ぶりに始動。2016年に約3年半ぶりに活動再開、最後の活動を行い、11月1日に解散。19年間の活動に終止符を打った。
公式ファンクラブ名は「聖天使学院天々団」(1999年 - 2001年)、「聖天使学院天々団リターンズ」(2016年 - )。
結成当初、YUKIの声や音楽的な感性にクラシックの要素を感じた華月が、クラシックを含めた楽曲をコンセプトにしようと決めた[2]。「等身大の自分たち」というコンセプトもある。バンド名は熾天使ラファエルから。かっこよさそうという理由で華月が名付けた。またラファエルが「音楽」や「癒やし」を司ることから、楽曲が憂鬱な世界に光を奏でる癒やしの旋律となるよう命名。キャッチコピーを「神が授けた最後の奇蹟、光を奏でる癒しの旋律」とする[3]。当初「天使」というルックスと共にインパクトを狙って考えたものだったが、16歳で「lost graduation」を書いてから運命的なものを感じ、この曲が言葉を意味付けてくれたと華月は語っている[3]。
HR/HMの評論家和田誠は日本の若手有望ヘヴィメタルバンドとして紹介したこともあり、『ROCK DRIVE』(FMヨコハマ/日曜24:00-25:00/2014,9月終了)にて度々楽曲を流す。『秋風の狂詩曲』も発売時に紹介。華月やメンバーに対する思いを語る。
音楽雑誌『Vicious』などで大きく取り上げられ、コーナーも作られたりもしたが、ギター兼コンセプトリーダーであった華月が2000年10月31日に急逝。2001年3月に活動休止し、華月の13回忌にあたる2012年10月31日と11月1日に2夜限りの再演ライブを行った[4]。
メンバー4人の出会い(華月はこの出来事を「蒼の邂逅」と呼んだ)から20年の年であり、華月の17回忌となる2016年にワンマンライブ、全国ツアー、ファンクラブイベント、主催ライブイベントを開催し、3枚の再レコーディングフルアルバムを発売。YUKITOの引退に伴い解散した[5]。ラストライブは10月31日と11月1日、Zepp Tokyo[6]。
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2012年
2015年
2016年
DISC1
DISC2