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avex THE ALBUMでのm.c.A・Tとの曲『『A』』(通常のラテン文字表記)とは異なります。 |
『A』(エー)は、日本の歌手・浜崎あゆみの10thシングル。1999年8月11日にavex traxより発売。タイトル『A』はロゴ表記。
解説
前作「Boys & Girls」よりわずか1か月でのリリースとなった。前作が3週連続でチャート1位を記録しブレイクした矢先、当時業界としては異例の4曲A面(全て本人出演のタイアップ付きでアルバムに近い)作品だったため、初動売上は前作から更に倍増し初の50万枚超えとなり、浜崎あゆみの人気を急激に押し上げることに成功した。
表題曲が存在せず、「monochrome」、「too late」、「Trauma」、「End roll」の4曲を収録した作品となっている。そのため、音楽番組ごとにそれぞれ別の曲を披露していた。オリコンチャートにおけるシングルのタイトル表記では「monochrome」が表題曲扱いの『monochrome(『A(monochrome, too late, Trauma, End roll)』(4曲A面))』となっている[1]。
4曲共にミュージック・ビデオは制作されず、各楽曲のタイアップCM映像を編集し制作した短い映像(TVスポットおよび店頭用ビデオ)が作られたのみである。なお、全ての収録曲が発売1-2ヶ月前から本人出演CMで大量オンエアされていた。
累計163.1万枚を売り上げ(オリコン調べ)、オリコン調べにおいて初のミリオンセラーシングルで最大の売上のシングル[1]となったが、リミックス含めて14曲という収録曲数の関係上、日本レコード協会ではアルバム扱いとなっている。また、本作のヒットで前作「Boys & Girls」も後追いでミリオンセラーとなった。そのため、「Boys & Girls」が同年の代表曲として扱われることが圧倒的に多い。
1999年10月6日には、本作収録曲のリミックスを収録したアナログ盤『A -side TYO』[2]と『[A -side NYC]』[3]がRhythm REPUBLICより2作同時発売された。なおアメリカでは、2001年に「End roll」を除く3曲のリミックスがそれぞれアナログ盤でavex usaより発売されている[4][5][6]。
翌年3月の日本ゴールドディスク大賞にて本作が、ソング・オブ・ザ・イヤー ゴールドディスクとなった[7]。
収録曲
全曲作詞:ayumi hamasaki / 作曲:D・A・I / 編曲:Naoto Suzuki、D・A・I
- monochrome "Original Version" [4:29]
- 日本たばこ産業「桃の天然水」CMソング
- 3番目のサビが終わると、いきなり音がブチっと切れて、男性の声とドアの閉まる音(男性が部屋から出ていく音声)が流れる。これは、アレンジでの演出によるものである。アルバム『LOVEppears』ではブチッと切れる音までで一連の音声はカットされ、そのまま次トラックのインスト曲「Interlude」に移るようになっているが、ベストアルバム『A COMPLETE 〜ALL SINGLES〜』『A SUMMER BEST』では、シングル盤のアレンジが収録された。
- too late "Original Version" [4:19]
- 本田技研工業「ジョルノクレア」CMソング
- シングルバージョンはこのシングルのみの収録。
- Trauma "Original Version" [4:18]
- 日本たばこ産業「桃の天然水」CMソング
- End roll "Original Version" [4:49]
- monochrome "Keith Litman's Big City Vocal Mix" [9:35]
- Remixed by Keith Litman for KLM Inc.
- too late "Razor 'N Guido Remix" [8:12]
- Remixed by Razor 'N Guido for British Inteligence
- Trauma "Heavy Shuffle Mix" [6:09]
- Remixed by Naoki Atsumi
- End roll "HΛL's MIX" [4:14]
- Remixed by HΛL
- 森永製菓「こんがりショコラ」CMソング
- monochrome -instrumental- [4:30]
- too late -instrumental- [4:19]
- Trauma -instrumental- [4:16]
- End roll -instrumental- [4:48]
- End roll "NEURO-mantic Mix" [5:07]
- Remixed by KO-I
- monochrome "Dub's full color Remix" [6:44]
- Remixed by Izumi "D・M・X" Miyazaki
- 13、14曲目はボーナストラック扱い。
- 上記の曲順は、通常盤・初回限定盤(ピンク)・100万枚記念盤のもの。初回限定盤(ブルー)は「too late」、初回限定盤(グリーン)・150万枚記念盤は「Trauma」、初回限定盤(オレンジ)は「End roll」がそれぞれ1曲目で、1~4、5~8、9~12曲目の曲順がそれぞれ入れ替えられている。
発売形態
- 本作には初回限定盤を含むCDレーベル及びタイアップシールの色違いによる全7種類が存在し、曲順が盤によって異なる。
仕様
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種類(全7種)
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備考
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初回限定盤(4種)・各15万枚限定
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ピンク
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Track1「monochrome」
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ブルー
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Track1「too late」
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グリーン
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Track1「Trauma」
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オレンジ
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Track1「End roll」
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通常盤
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ブラック
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Track1「monochrome」
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100万枚記念盤・10万枚限定
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ゴールド
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Track1「monochrome」
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150万枚記念盤
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ゴールド(GOLD CD仕様)
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Track1「Trauma」 ジャケットが他の6種と違いキンキラ(アナログ盤『A -side NYC』と同じ仕様の金色ジャケット)
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収録アルバム
- monochrome
- too late
- Trauma
- End roll
- 『LOVEppears』
- 『A BEST』(New Vocal & Mix)
収録ライブ映像
- monochrome
- too late
- Trauma
- End roll
脚注
出典
外部リンク
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作品 |
シングル |
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CD |
1990年代 |
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2000年代 |
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2010年代 |
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デジタル |
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Ayu | |
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その他 | |
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アルバム |
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映像作品 |
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ライブ映像 |
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ミュージック ・ビデオ |
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1999年 | |
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オリコン週間 シングルチャート第1位(1999年8月23日-8月30日(2週連続)、9月13日付・通算3週) |
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