『8人の女たち』(はちにんのおんなたち、仏: Huit Femmes )は、フランスの劇作家ロベール・トマ作の戯曲。 1961年8月28日にパリのエドワード7世劇場で初演。2002年に映画化された。
1950年代、郊外の屋敷が舞台。クリスマスのために集まる家族と、忙しく働く使用人の目の前で、屋敷の主人が死体で発見される。彼の背中には短剣が刺さっており、自殺ではない。雪に降り込められた屋敷の中にいる8人の女性のうち、誰が犯人か互いに探り出すうち、隠されていた事実が次々と明らかになってゆく。
2002年、フランスで映画版が制作された。監督はフランソワ・オゾン。密室ミステリーだが、フランスを代表する8人の女優が歌って踊るミュージカル仕立てになっており、話題になった。
2002年のベルリン国際映画祭では、8人の女優達に対して銀熊賞が与えられた。
※括弧内は日本語吹替
イザベル・アジャーニに出演をオファーしたが「ほかのスター女優たちと一緒はいやだ」と断られたとオゾン監督はインタビューで語っている[2]。
2004年11月19日~12月12日、アートスフィアで上演[3]。 主催・アートスフィア及びテレビ東京、製作・スフィア、企画製作・アトリエ・ダンカン[3]。
主催・企画及び製作はQuaras[4]。
2016年3月25日~3月30日、恵比寿・エコー劇場で、テアトル・エコー SIDE Bにより上演[5]。 上演タイトルは『8人の女』[5]。
2019年11月13日~11月17日、東京・あうるすぽっとで、T-PROJECTにより上演[6]。
2021年10月14日~2021年10月17日 、東京・ウッディシアター中目黒にて上演[7]。 劇団Rainbow Jam制作・出演[7]。
全配役を宝塚歌劇団OG(元トップスター及びトップ娘役)で揃え上演[8]。企画・制作及び主催は梅田芸術劇場。