2012年9月民主党代表選挙
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公示日
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2012年9月10日
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選挙制度
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公選
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有権者数
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国会議員 336人(1人2点、合計672点) 公認候補予定者 9人(1人1点、合計9点) 地方自治体議員 2,030人(全部で141点) 一般党員およびサポーター 326,974人(全部で409点)
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候補者
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野田佳彦 |
原口一博 |
赤松広隆
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国会議員
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422点
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62点
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80点
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候補予定者
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7点
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0点
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1点
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地方議員
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93点
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20点
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18点
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党員
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296点
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72点
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24点
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合計
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818点
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154点
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123点
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候補者
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鹿野道彦
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国会議員
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86点
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候補予定者
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0点
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地方議員
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10点
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党員
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17点
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合計
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113点
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2012年9月民主党代表選挙(2012ねん9がつみんしゅとうだいひょうせんきょ)は、2012年(平成24年)9月21日に行われた民主党代表選挙である。
概要
2011年8月29日に就任した野田佳彦代表の任期満了[注 1]に伴い実施される民主党代表選挙である。任期満了に伴う通常選挙であり、党所属の現職国会議員・国政選挙の党公認予定候補者・党所属の地方自治体議員・党員およびサポーターによる投票が行われる。なお、今回から党員およびサポーター票については投票権が「日本国籍を有する者」限定となると共に、投票数配分も衆議院の小選挙区制選挙区単位での総取り方式から都道府県単位でのドント方式に変更されることになった。
任期は、党規約の改正によりこれまでの2年が今回の代表選の当選者から3年に延長されたため[1]、2015年9月末までとなる。
立候補者
岡田克也前幹事長[2]や前原誠司政調会長[3]など、党内主流派の中では、消費税増税を含む「社会保障と税の一体改革」関連法案を成立させた野田の政治手腕への評価から、野田の続投を支持する意見が強く、野田自身も再選出馬に意欲を見せていた[4]。
その一方で、「一体改革」法案に反対した小沢一郎など党内非主流派の議員が「新党きづな」「国民の生活が第一」を結党して相次いで民主党を離れたため党内での非主流派の勢力は小さくなったものの、非主流派の中でも対立候補を立てる動きが見られ[5]、その中には田中眞紀子元外相[6]や馬淵澄夫元国交相、桜井充政調会長代理らの名前が取りざたされたが、田中は自ら代表戦出馬を固辞[7]、馬淵と桜井も推薦人が集まらないなどの理由で出馬を断念した[8]。
これとは別に、小川淳也をはじめとする主流派・非主流派によらない中堅・若手議員の中からは細野豪志環境相を擁立する動きがあり、一時は細野本人も出馬に前向きな動きを見せ、野田の有力な対抗馬と目されていた[9]が、直前になって細野自身が出馬を見送った[10]。
結局、非主流派からは赤松広隆元農水相、原口一博元総務相、鹿野道彦前農水相の3名がそれぞれ推薦人を集めて立候補に踏み切る。非主流派の候補者一本化が不調に終わったこともあり、野田の再選が優勢である情勢が伝えられていた[10]。
党代表選データ
街頭演説を行う立候補者
特記のあるものを除き公告による
日程
立候補者(届出順)
中央代表選挙管理委員長
推薦人一覧
選挙結果
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得点数 |
国会議員票 |
公認候補票 |
地方議員票 |
党員・サポーター票
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1 |
野田佳彦 |
818点(66%) |
422点(211票) |
7点(7票) |
93点(1026票) |
296点(70265票)
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2 |
原口一博 |
154点(13%) |
062点(31票) |
0点(0票) |
20点(222票) |
072点(20693票)
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3 |
赤松広隆 |
123点(10%) |
080点(40票) |
1点(1票) |
18点(199票) |
024点(9141票)
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4 |
鹿野道彦 |
113点(9%) |
086点(43票) |
0点(0票) |
10点(113票) |
017点(6976票)
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- 国会議員は1人2ポイント、国政選挙の公認予定者9名は各1ポイント、地方議員2030人は得票に応じてポイントを比例配分、党員・サポーター32万6974人は都道府県ごとに付与したポイントを比例配分[11]。
- 欠席・無効票が計23ポイント[12]。
野田佳彦が大差で再選を決めた[11]。
脚注
注釈
- ^ 野田は前任の菅直人の代表途中辞任に伴い就任しており、任期は菅の任期の残り期間である2012年9月末日までとなっている。
出典
関連項目
外部リンク