酒井 次吉郎(さかい じきちろう、1923年1月2日[1] - 2010年1月25日)は、日本の銀行家。元静岡銀行代表取締役会長。第7代静岡銀行頭取。
人物
バブル時代に頭取を務め、異常な熱気を帯びた日本経済の先行きに疑問を感じ、地方銀行本来の役割を思い起こし、都心の大企業やノンバンクから貸出金を回収。後のバブル崩壊の影響を最小限度に止めた[2]。
略歴
1923年(大正12年)静岡県島田市に生まれる。1940年(昭和15年)静岡県立静岡中学校卒業[3]。1944年(昭和19年)慶応義塾大学文学部卒業。1945年(昭和20年)、静岡銀行入行、1969年(昭和44年)、取締役。1971年(昭和46年)、常務取締役。1975年(昭和50年)、代表取締役 専務取締役。1979年(昭和54年)、代表取締役 副頭取。1983年(昭和58年)、代表取締役 頭取。1993年(平成5年)、代表取締役 会長。1997年(平成9年)、相談役。2002年(平成14年)、相談役 退任[4]。
1988年に藍綬褒章、2002年に勲三等旭日中綬章を受章。2010年1月25日、肺炎のため死去[1]。
家族
著書
- 『静岡銀行と共に』 酒井次吉郎 著 静岡新聞社 2004.3
脚注
外部リンク