誰がために鐘は鳴る(たがためにかねはなる)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。
原作はアーネスト・ヘミングウェイの同名小説『誰がために鐘は鳴る』。
公演期間と公演場所
- 1978年・星組
- 5月12日から6月27日(第一回・新人公演:5月30日、第二回・新人公演:6月16日)まで宝塚大劇場で、8月4日から8月31日(第一回・新人公演:8月13日、第二回・新人公演:8月20日)まで東京宝塚劇場で上演した。
- 2010年・宙組
- 11月12日から12月13日(新人公演:11月30日)まで宝塚大劇場で、2011年1月1日から1月30日(新人公演:1月20日)に東京宝塚劇場で再演。
ストーリー
※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページ(初演)を参照
第二次世界大戦のスペインを舞台に、ファシスト軍を打倒するためにゲリラに身を投じたアメリカ合衆国の青年ロバート・ジョーダンが、敵の重要な橋梁を爆破しようと挺身する3日間を描く。
ロバートと、ファシストによって両親を殺され、自身も被害を受けた少女マリアとの短くも激しい恋物語。
主な配役
※「()」の人物は新人公演・配役
1978年
| この節の 加筆が望まれています。 (2016年7月) |
※下記のデータは宝塚・東京共通
- ロバート・ジョーダン - 鳳蘭(第一回:峰さを理、第二回:孝まりお)
- マリア - 遥くらら(第一回:美花ちえり、第二回:紫城いずみ)
- アグスティン - 但馬久美
2010年
※下記のデータは宝塚[7]・東京[8]共通
- ロバート・ジョーダン - 大空祐飛(愛月ひかる)
- マリア - 野々すみ花(すみれ乃麗)
- アグスティン - 蘭寿とむ(鳳樹いち)
- ピラール - 京三紗(琴羽桜子)
- パブロ - 星原美沙緒(風羽玲亜)
- ゴルツ将軍 - 寿つかさ(天玲美音)
- サラ - 鈴奈沙也(美影凜)
- メリーナ - 美風舞良(花音舞)
- デュバル参謀長 - 天羽珠紀(松風輝)
- ラファエル - 悠未ひろ(風馬翔)
- アンセルモ - 珠洲春希(光海舞人)
- アンドレス - 北翔海莉(蒼羽りく)
- エル・ソルド - 風莉じん(澄輝さやと)
- プリミティボ - 十輝いりす(月映樹茉)
- マチルダ - 大海亜呼(綾瀬あきな)
- エラディオ - 春風弥里(星月梨旺)
- フェルナンド - 鳳翔大(美月悠)
- 町長夫人 - 花露すみか(*)
- タマラ - 綾音らいら(千鈴まゆ)
- イグナシオ - 蓮水ゆうや(天風いぶき)
- ホアキン - 凪七瑠海(星吹彩翔)
- ローサ - 純矢ちとせ(藤咲えり)
- マルタ - 妃宮さくら(夢莉みこ)
- ドロレス - 愛花ちさき(*)
- ルピーノ - 七海ひろき(天輝トニカ)
- 指揮官 - 雅桜歌(*)
- ディエゴ - 鳳樹いち(風海恵斗)
- リタ - 美影凜(*)
- ロジータ - 花音舞(七瀬りりこ)
- ナタリア - 琴羽桜子(舞花くるみ)
- ベラ - 千鈴まゆ(愛白もあ)
- 町長 - 風羽玲亜(*)
- フリオ - 光海舞人(*)
- ファニータ - 藤咲えり(伶美うらら)
- ホセ - 澄輝さやと(春瀬央季)
- ルチア - すみれ乃麗(百千糸)
- パコ - 星吹彩翔(桜木みなと)
主な楽曲
ミュージカルロマン「誰がために鐘は鳴る」主題歌
唄:鳳蘭
A面 幸せの鐘の鳴る日
B面 君は小兎 君を愛す
AT-4071 1978年5月25日
1978年・宝塚大劇場公演のデータ
形式名は「ミュージカル・ロマン」。副題は「アーネスト・ヘミングウェイ原作」。2部37場。
スタッフ
2010年のデータ
形式名は「NTT東日本・NTT西日本フレッツシアター ミュージカル」。2部33場。
専科男役星原美沙緒(パブロ役)の退団公演。
出演者
※宝塚[11]・東京[12]共通。「()」の文字は当時の所属組。
スタッフ(宝塚大劇場公演)
脚注
参考文献
外部リンク