西脇市立西脇小学校(にしわきしりつ にしわきしょうがっこう)は、兵庫県西脇市にある公立小学校。
概要
1873年(明治6年)の学制発布により為祥小学校として開校する。
1917年(大正6年)町制施行により西脇尋常高等小学校に改称する。
1937年(昭和12年)校舎を建替える。
2008年(平成20年)4月に木造校舎が兵庫県景観形成重要建造物に指定され、2020年(令和2年)木造校舎の改修を対象に2020年度グッドデザイン賞が授与される[1]。
2021年(令和3年)には第一校舎、第二校舎、第三校舎が国の重要文化財(建造物)に指定される。
沿革
特色
通学区域
- 西脇市[11]
- 西脇、下戸田、上野、上戸田、津万、嶋、大垣内(おおがち)、寺内、西嶋、蒲江(こもえ)、坂本、大野、高田井町(一部)、小坂町(一部)、郷瀬町(一部)
進学先中学校
付記
- 木造校舎南側に同時期に竣工した木造の講堂があったが,新体育館建設に伴い解体された。
- 2008年(平成20年)公開の映画「火垂るの墓」の撮影が行われた。
- 2009年(平成21年)公開の映画「人間失格」の撮影が行われた。
出身者
ギャラリー
周辺
通学区域が隣接している学校
脚注
注釈
- ^ 為祥小学校は西脇385(童子山公園南にある観音堂東側の公園)にあった[2]。
- ^ 校舎が建替え、取り壊しの危機にあったが、反対運動が巻き起こり、これに同校の出身者でもある横尾忠則も建替えに反対、保存改修による使用を強力に提案。横尾はノスタルジーからではなく、市民の文化の高さを誇る象徴としての建造物が存在するということを自慢できる。市民一人ひとりが誇りを持っていただきたいと発言。教育の場の経済至上主義、物質主義に警鐘を鳴らした[5]。そうした運動の結果、校舎3棟の保存が決まった[6]。
出典
関連項目
外部リンク