『装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE』[1](そうこうきへいボトムズ ケース;アービン)は、テレビアニメ『装甲騎兵ボトムズ』シリーズのスピンオフ作品である日本のアニメーション作品。
ボトムズ新生として3作製作された作品のひとつ。2010年11月6日に「ボトムズフェスティバル」第1弾として全国3劇場で先行イベント上映されている。五十嵐紫樟(旧名:五十嵐達也)のアニメ初監督作品であり、『コードギアス 反逆のルルーシュ』や『舞-HiME』のスタッフがメインとなっている。
世界設定は『装甲騎兵ボトムズ』と共通のアストラギウス銀河を舞台にしているが、キリコ・キュービィーなどのシリーズ作品のキャラクターは登場しない。またアーマードトルーパー(以下、AT)は、『ペールゼン・ファイルズ』や『幻影篇』では、コンピュータグラフィックスで描写されたのに対し、本作品では手描きで描かれている。Blu-ray版のみの映像特典としてピクチャードラマ「顛末」を収録。
整備工場をしながら、裏では「ザ・ダーク」の名で負け役専門のバトリングファイターをしていたアービン・レスター。彼とのバトリングで手加減をされた事に憤るペイガンはアービンに固執する。一方、アービンの資質を見抜いたイシュルーナは強引な手口でアービンを手に入れようとするが、ペイガンとのバトリングの再戦は最悪の暴走を招いてしまう。
アービン達が住む「鉄の街」はテレビシリーズに登場するウド市に酷似しており、時系列的にもテレビシリーズと同じ第3次銀河大戦=百年戦争終了後(休戦中)である。巨大な宇宙船が地表に突き刺さったまま放置され、重度の環境破壊により高濃度の赤い酸性雨が降り、普通の植物は屋外で生育できない状態と思われる。一部の富裕層は汚染されたこの惑星(名称不明であるがギルガメス星系らしい)を見限り、より環境の良い惑星に移住している。アービンとシラフがバトリングに携わったのも移住するための資金を稼ぐのが目的だった。
バトリング用以外のATも登場する。
※この作品に登場するトータス系ATは「ストレートトータス」、ビートル系は「マッスルビートル」と呼ばれる派生機という設定になっており、寺岡賢司がデザインを担当。
装甲騎兵ボトムズ - 赫奕たる異端 - 孤影再び - ペールゼン・ファイルズ - 幻影篇 - チャイルド 神の子篇
機甲猟兵メロウリンク - 青の騎士ベルゼルガ物語 - コマンドフォークト - CRIMSON EYES - ケース;アービン(星を求めて) - 戦場の哲学者
equal ガネシス - ボトムズファインダー
レッドショルダー(RED SHOULDER) - クメン内乱(CIVIL WAR) - バトリング(BATTLING) - 装甲騎兵ボトムズTRPG - ザ・バトリングロード - 青の騎士ベルゼルガ物語 - ウド・クメン編 - ライトニングスラッシュ - 鋼鉄の軍勢
アストラギウス銀河 - 百年戦争 - メルキア(ウド - クメン王国) - サンサ星 - クエント - アレギウム - ワイズマン
キリコ・キュービィー - ギルガメス(レッドショルダー) - バララント - 秘密結社 - パーフェクトソルジャー
アーマードトルーパー(バトリング) - パイルバンカー
矢立肇 - 高橋良輔 - 塩山紀生 - 大河原邦男 - 乾裕樹 - TETSU - 郷田ほづみ - 倉田光吾郎
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