荻川駅(おぎかわえき)は、新潟県新潟市秋葉区中野にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅である[1]。
歴史
駅舎改修
1986年(昭和61年)12月1日に、国鉄の新潟鉄道管理局(現・JR東日本新潟支社)管内に所在する駅としては初[8]の橋上駅舎として運用が開始された現在の駅舎は、改築以降は大規模な改修が行われず、駅構内及び自由通路にはエレベーターなどバリアフリーに対応する設備が不足していたことから、市民からはエレベーターの設置を求める意見が寄せられていた[9]。
これらを受け、新潟市とJR東日本新潟支社では駅設備バリアフリー化を進める一環として、当駅についても2014年(平成26年)春からエレベーター新設と、これまで未設置だった西口駅前広場整備に着手した。まず同年10月4日から2番線と西口側のエレベーター計2基の運用が開始され、西口側の階段は広場整備に伴い閉鎖された。その後2015年(平成27年)2月21日から1番線と東口側のエレベーター計2基の運用が開始され、改築された西口側の階段は3月1日から使用が再開された[10]。
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エレベーター整備前の東口(2004年7月)
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改修に伴い設置された駐輪場(2019年7月)
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。橋上駅舎を備える[1]。
新津駅管理の業務委託駅(JR東日本新潟シティクリエイト(JENIC)が受託)。
2階コンコースには有人改札口・自動改札機・自動券売機(多機能券売機併設[7])が設置されている。
ホームには花壇が設けられており、環境づくりの取組みは「第1回新潟県美しい町づくりコンクール」に入選している[11]。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先
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1
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■信越本線
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上り
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新津・長岡方面
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2
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下り
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新潟方面
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(出典:JR東日本:駅構内図)
- バリアフリー対策として、改札内コンコースと両ホームを連絡するエレベーターが計2基設置されている。
- 自由通路(荻川駅東西自由通路)は新潟市秋葉区の建設課が管理しており、駅舎は自由通路に面する2階に設けられている。元々の出入口は現在の東口側だけであったが、前掲の通り1986年12月1日に現駅舎の運用が開始された。バリアフリー対策として、東口側・西口側にエレベーターが各1基設置されている。
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改札口(2021年9月)
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ホーム(2021年9月)
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,842人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移
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年度
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1日平均 乗車人員
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出典
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2000年(平成12年)
|
2,040
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[利用客数 2]
|
2001年(平成13年)
|
1,994
|
[利用客数 3]
|
2002年(平成14年)
|
1,917
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[利用客数 4]
|
2003年(平成15年)
|
1,891
|
[利用客数 5]
|
2004年(平成16年)
|
1,913
|
[利用客数 6]
|
2005年(平成17年)
|
1,920
|
[利用客数 7]
|
2006年(平成18年)
|
1,915
|
[利用客数 8]
|
2007年(平成19年)
|
1,955
|
[利用客数 9]
|
2008年(平成20年)
|
1,965
|
[利用客数 10]
|
2009年(平成21年)
|
1,937
|
[利用客数 11]
|
2010年(平成22年)
|
1,907
|
[利用客数 12]
|
2011年(平成23年)
|
1,859
|
[利用客数 13]
|
2012年(平成24年)
|
1,875
|
[利用客数 14]
|
2013年(平成25年)
|
1,924
|
[利用客数 15]
|
2014年(平成26年)
|
1,833
|
[利用客数 16]
|
2015年(平成27年)
|
1,892
|
[利用客数 17]
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2016年(平成28年)
|
1,907
|
[利用客数 18]
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2017年(平成29年)
|
1,912
|
[利用客数 19]
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2018年(平成30年)
|
1,922
|
[利用客数 20]
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2019年(令和元年)
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1,943
|
[利用客数 21]
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2020年(令和02年)
|
1,661
|
[利用客数 22]
|
2021年(令和03年)
|
1,707
|
[利用客数 23]
|
2022年(令和04年)
|
1,759
|
[利用客数 24]
|
2023年(令和05年)
|
1,842
|
[利用客数 1]
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駅周辺
周辺は主に住宅地となっており[1]、東口側には商店等の店舗の集積も見られる[12]。
東口
西口
- ウオエイ荻川店
- 荻川地区コミュニティーセンター
- 新潟市立荻川小学校
バス路線
2019年6月現在では東口側から、横越地区で運行している住民バス「横バス」が発着する。バス停は東口から徒歩2分、第四北越銀行向かいに設置されている。平日のみの運行であり、土休日と年末年始は全便運休となる。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■信越本線
- ■快速
- 通過
- ■普通
- さつき野駅 - 荻川駅 - 亀田駅
脚注
記事本文
利用状況
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
荻川駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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2015年経営移管区間 (旅客線) | |
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貨物支線 | |
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貨物支線 | |
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1941年廃止区間 | |
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2010年廃止区間 (貨物支線) | |
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