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この項目では、かつて広島県にあった町について説明しています。滋賀県彦根市の地名については「甲田町 (彦根市)」をご覧ください。 |
甲田町(こうだちょう)は、かつて広島県の高田郡に存在した町。
2004年3月1日に高田郡に属する全6町(甲田・高宮・美土里・向原・八千代・吉田各町)が合併(新設合併)して発足した安芸高田市に移行したことに伴い消滅した。同時に高田郡も消滅した。
町名の由来
- 甲田町の成立に関わった甲立(こうたち)町と小田(おだ)村から一文字ずつ採って命名された。なお、「甲立(歴史的仮名遣いで「かふたち」)」とは、「かはたち(川立)」が変化したもので、川が真っ直ぐに流れるところ、という意味らしい[1]。
沿革
主要施設
地理
河川
- 江の川…三次市以南では可愛川(えのかわ)とも称されている。
山
- 大土山(800.1m)
- 高小屋山(520.7m)
- 権現谷山(494.5m)
- 毛宗坊山(480m)
- 平佐山(412m)
- 菊山(385.2m)
- 長見山(241m)
名所・旧跡
産業
- ナシの栽培を中心とした農業が主産業。また町内には湧永製薬の工場がある。(創業地でもある)
大字(2004年2月29日当時のデータ)
- 浅塚(あさつか)
- 上小原(かみおばら)
- 上甲立(かみこうたち)
- 下小原(しもおばら)
- 下甲立(しもこうたち)
- 糘地(すくもじ)
- 高田原(たかたばら)
- 深瀬(ふかせ)
交通(2004年2月29日当時のデータ)
鉄道
- JR芸備線が町内を通過しており、以下の施設が存在する。
道路
高速道路
- 中国自動車道が通っているが、町の北端をかすめているだけで施設は一切存在しない。
国道
主要地方道
一般県道
教育(2024年12月11日当時のデータ)
小学校
中学校
備考
- 境界未定状態にあるのは大土山の北側尾根の地域で、長きに渡って三次市(2004年3月31日までは双三郡三和町)との間で係争が続いている。[要出典]
脚注
- ^ 『コンパクト版日本地名事典』、吉田茂樹著、新人物往来社、1991年
関連項目
外部リンク