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俳優、声優の「田村真」とは別人です。 |
田村 眞(たむら まこと、1954年6月8日 - )は、日本の元裁判官[1]・公証人[4]。横浜地方裁判所部総括判事や、徳島地方裁判所所長を経て、岐阜地方裁判所所長を務めた[1]。
人物・経歴
埼玉県出身[1]。テレビドラマなどの影響で弁護士を志し、中央大学法学部を卒業すると、1980年(昭和55年)に司法試験に合格したが、司法修習中に裁判官を目指すことを決め[2]、1983年4月12日に裁判官(浦和地方裁判所判事補)として任官された(第35期)[3]。
着任後、主に刑事事件を担当し[1]、函館地方裁判所判事補、青森地方裁判所弘前支部判事補、弘前簡易裁判所判事などを経て[3]、1994年東京地方裁判所判事。1997年釧路地方裁判所部総括判事。1999年東京地方裁判所判事[1]。2002年秋田地方裁判所部総括判事。2005年東京高等裁判所判事[3]。2008年さいたま地方裁判所部総括判事。2013年横浜地方裁判所部総括判事[1]。
2015年から徳島地方裁判所・徳島家庭裁判所の所長を務めた[2]。その後、2017年から岐阜地方裁判所・岐阜家庭裁判所の所長を務めた[1]。2018年には裁判所法上の職務義務に反し、判決文が未完成のまま判決言い渡しを行っていた岐阜地裁の山崎秀尚裁判官に対し、裁判官分限法に基づいて名古屋高等裁判所に懲戒申立てを行った[5]。
2019年3月22日付で依願退官し[3]、同年4月23日付で浜松町公証役場(東京法務局所属)の公証人となった[4]。趣味は登山やクラシック音楽鑑賞[1]。
裁判
脚注
注釈
- ^ 陪席裁判官は松岡幹生・湯浅雄士[9][10]。
- ^ 同決定に対し、被告人の弁護人(柴野和善弁護士)は「少年にとっては一番いい決定で、少年が受け入れてくれることを期待する。裁判員は被害者の言葉の重みや少年の将来を十分に考えてくれた。ありがとうと言いたい」と述べていた[11]。その後、さいたま家裁(山崎雄大裁判官)が同月21日に、少年を23歳になるまでの相当長期間にわたり、医療少年院に収容することを決定している[12]。
出典
関連項目