田丸 篤志(たまる あつし、1986年[7]2月27日[4] - )は、日本の男性声優。埼玉県出身[4]。マウスプロモーション所属[4]。
出生地は北海道だが、生まれてまもなくして埼玉県に移り住む[3]。
高校時代、大学受験の勉強中に息抜きとして聞いていたラジオ番組で偶然声優の番組『FRIDAY SUPER COUNTDOWN 50』を聞き、そこで流れていたアニメソングに興味を持ったことが声優を志すきっかけとなる[3]。当時好きだった作品はテレビアニメ『スレイヤーズ』、一番好きなのは、『るろうに剣心』[6]。
高校時代、ほかに目指していた職業は深くは考えておらず、「普通に大学には行くものだ」と思っていたくらいで、卒業後は普通に会社勤めをするつもりだった[3]。親もやりたいことは自由にやらせてくれていたが、「とりあえず大学には行っておいたほうがいい」とは言われていた[3]。古文、漢文は苦手だが、家のパソコンを触るのが好きだったため、なんとなく情報系を選び、芝浦工業大学システム工学部電子情報システム学科[8]に通い[3]、宇宙情報解析研究室[9]で学ぶ[6]。
高校時代のマニアックな友人に色々なアニメを薦められていたこともあり、徐々に声優になりたい気持ちが積み上がった[3]。その時に大学2年の時に雑誌に掲載されていた広告を見て声優養成所に通い始める[3]。
両親も田丸が「声優養成所に通いたい」と言い出した時は驚いていた[6]。理系は色々実習が多く忙しいこともあり、サークル、部活動もしていなかったことから、親はサークル活動の代わりのように思っていたようで「まぁ、やってみれば」、「とりあえず頑張ってみなさい」と言われた[6]。通い出したところ、芝居がどんどん面白くなり、将来を決めた感じだった[6]。
大学生活と養成所との両立はそれなりに大変だった[6]。1年で先に60単位くらい取ってしまったため、3年次は単位の取得数で苦労したことはなかったが、ゼミの実習があったため、一番忙しかったという[6]。当時は8人くらいのグループワークがあり、授業の内容が難しかったという[6]。また大学の会議室の予約システムが、それまではノートに手書きだったが、Web予約ができるようにしたいため、そのシステムをたった半期で田丸らに「作れ」と言れ、講師からも「本来なら1年くらいかけて作るシステムだから出来は期待していないけど、頑張りなさい」と言われた[6]。その実習さえなければほとんど大学に行かなくても大丈夫だったが、作業が大変だったため、授業のない日も通い詰めていたという[6]。
当時、同じ研究室からは宇宙航空研究開発機構に進んだり大手の通信方面に行く人物も何人かいたが、卒業生で声優になった人物もおらず、大学の途中、一度は大学中退して「声優一本に絞ろうか」とも思った[6]。その時に親に「せっかく入った大学だから卒業だけはしてくれ」と言われ、1年間休学はしたが卒業できたという[6]。当時の卒業研究テーマは「Cut-off Rigidity の可視化による人工衛星運用の学習支援ツールの開発」[8]。
2007年、第2回シグマ・セブン公開オーディションに大亀あすか、西明日香[6]、渕上舞らと共に合格。
一番最初の仕事は、外国人が日本語を学ぶための教材だった[7]。2009年、『クプ〜!!まめゴマ!』佐々木さん役でテレビアニメデビュー[6][7]。
当時は声優になることが決まったが、友人には一切、「声優になる」とは言っていなかったため、伝えたのは親くらいだったことから、皆知らなかったと語る[6]。後で大学時代のアニメ好きの友人から「この声優ってお前じゃない?」とメールが来たことはあったという[6]。両親は、子供のやることに反対もしないが、一生懸命応援するタイプでもなかった[6]。しかしテレビで声を聞いたり、クレジットに名前が載っているのを見ていたところ、少しは安心してくれたようだったという[6]。
その後、次に名前の付いた役である『ジュエルペット サンシャイン』の白石御影役を演じ[10]、2013年、オーディションで決まった役で大きな役でもある『たまこまーけっと』の大路もち蔵役を演じた[11]。
2015年、4月より声優の内田雄馬と共にパーソナリティを務める超!A&G+『BELOVED MEMORIES』の放送を開始[12]。
2016年10月1日付けで、シグマ・セブンeからシグマ・セブンへ異動。
2020年4月1日付けで、シグマ・セブンからマウスプロモーションへ移籍[13]。
田丸は自分がいい声だとは考えたこともなく、「いい声かどうか」というのは周囲からも言われたことはなかった[6]。ただし、仕事を始めてから近所のおばちゃんと道ですれ違った時「聞いたわよ、声優になったんですってね。前からいい声だと思ってたのよね」と言われたという[6]。
役柄としては、比較的落ち着いたキャラを演じることは多い[10]。また『たまこまーけっと』の大路もち蔵役のような優しい感じの役が多少多く[11]、演じる側としてはいわゆる「日常的な男」のほうが演じやすいかもしれないといい、自分に近いほうが演じやすいという[14]。
2歳上の姉がいる[3]。幼少時代から人見知りな性格[3]。趣味は音楽鑑賞と映画鑑賞、最近ではボードゲーム。その他の趣味・特技はテレビゲーム、マーダーミステリー[4]。音楽は邦楽やサウンドトラックを好む。好きなアーティストはMr.ChildrenとB'z[15]。高校時代は浜崎あゆみの曲を聴いていた[15]。
憧れの声優は山寺宏一と石田彰[7]。仲の良い声優は浅利遼太、同期の西明日香、『たまこまーけっと』で共演した洲崎綾[16]。
尊敬する役者は「ジュエルペット シリーズ」で共演していた上田燿司[10]。
好きな女性のタイプは自分よりも元気のある人。自らの性格を落ち着いており、人に影響されて趣味が広がることが多いと話しており、そのため相手からいろいろと発言し行動してくれる人を好む[12]。
太字はメインキャラクター。
※はインターネット配信。
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