熊本大学病院 (くまもとだいがくびょういん、英語 : Kumamoto University Hospital )は、熊本県 熊本市 中央区 にある熊本大学 附属の大学病院 である。地元では「大学病院 」と呼ばれている。2024年6月時点、熊本県選挙管理委員会 より、不在者投票のできる施設の一つとして指定されている。[ 1]
沿革
1756年 (宝暦6年) 藩主細川重賢侯が再春館 を建立
1870年 (明治3年) 藩立病院 創立
1871年 (明治4年) 藩立医学所 創立。廃藩置県により官立医学校兼病院 と改称
1875年 (明治8年) 医学校廃止。病院は下通町に移り通町病院 と称する。
1878年 (明治11年) 病院が手取本町に建築
1882年 (明治15年) 医学校附属病院 となる。
1888年 (明治21年) 県立医学校廃止。病院独立
1889年 (明治22年) 病院廃止。私立熊本病院 として経営され春雨黌 と称する。
1901年 (明治34年) 病院が本荘町に移転
1921年 (大正10年) 県に移管し、熊本県立医学専門学校附属病院 となる。
1924年 (大正13年) 専門学校附属病院は大学附属病院と改称
1929年 (昭和4年) 官立熊本医科大学附属病院と称する。
1945年 (昭和20年) 一部病棟を藤崎台陸軍病院跡に移転し藤崎台分室と称する。
1949年 (昭和24年) 国立学校設置法により、熊本大学医学部附属病院 となる。
1960年 (昭和35年) 藤崎台分室を島崎町済生会病院に移転し、段山分室と改称
1961年 (昭和36年) 段山分室は廃止され、本荘地区と合併
2019年 (令和元年) 医学部附属から大学附属へと変更されたため、名称を熊本大学病院 に変更[ 2]
白川側より撮影
総合周産期母子医療センターの 専用救急車
循環器科のモービルCCU
診療科目
総合診療部
内科 部門
外科 部門
成育医療部門
感覚・運動部門
放射線診療部門
脳・神経・精神部門
中央診療施設等
中央検査部、中央手術部、中央放射線部、集中治療部、救急部、中央材料部、病理部、輸血・細胞治療部、感染免疫診療部、血液浄化療法部、総合臨床研修センター、光学医療診療部、治験支援センター、先端医療支援センター、不整脈先端医療寄附講座、地域医療連携センター、総合周産期母子医療センター、外来化学療法センター、がん診療センター・がん相談室、ME機器センター、医療情報経営企画部、薬剤部、看護部、医療安全管理部、医療技術部
医療機関の指定・認定
(この節の出典[ 3] )
所在地
交通アクセス
JR九州 九州新幹線 /鹿児島本線 /豊肥本線 「熊本駅 」よりタクシーで約10分、桜町バスターミナル よりタクシー10分。
桜町BT1・2番乗り場より、以下のいずれかの路線バスに乗車し、「大学病院前」バス停で下車。
熊本駅前バス停(3番のりば)、熊本駅森都心プラザ前バス停より、熊本都市バス第一環状線(O1、O2系統)または中央環状線(O3、O4系統)に乗車、「大学病院前」バス停で下車。
L0-0系統、O1系統、O4系統は遠回りになるため、注意が必要である[ 8] 。
但し上記路線の熊本バス御幸木部線の桜町バスターミナル行き(P2-4・P2-5系統)と熊本都市バス中央環状線の大江渡鹿・県立劇場前方面(O3、O4系統)は病院構内に「大学病院構内 」停留所を設置[ 9] 、2022年4月1日より運用開始。
熊本市電水前寺線 『九品寺交差点停留場 』下車より徒歩約9分[ 10]
脚注
関連項目
外部リンク
前身 廃止校 附属病院 附置研究所
教育学部附属教育実践総合センター | 発生医学研究所 | パルスパワー科学研究所
附属学校
建造物
五高記念館(旧五高本館)| 化学実験場 | 正門(赤門)| 工学部研究資料館(旧高工機械実験工場)| 事務局本館(旧高工本館)
関連団体・人物
カテゴリ