渡辺 信一郎(わたなべ しんいちろう、1965年5月24日 - )は、京都府出身のアニメ演出家、アニメ監督。
高校卒業後、アニメ制作会社日本サンライズ(現サンライズ)に入社する(同期は赤根和樹)。制作進行をへて、1987年の『ダーティペア』にて演出家デビュー。
『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』(演出・絵コンテ)などを経て、1994年の『マクロスプラス』にて監督デビュー(総監督は河森正治)。この作品に参加したスタッフが再び集った1998年の『カウボーイビバップ』では、スタイリッシュな映像・音楽センスを発揮し、国内外で熱心なファンを生む人気作となった。
2004年の『サムライ・チャンプルー』以降、実写やアニメのオリジナル企画に携わりながら実現しない期間が続く[1]。2012年に初の漫画原作ものとなる『坂道のアポロン』で久々に監督復帰し、2014年は『スペース☆ダンディ』『残響のテロル』というオリジナル2作品を監督した。
ハリウッドの製作者からも作品を評価されており、『マトリックス』や『ブレードランナー』といったSF映画に関するショートアニメの制作を依頼されている。
も好きな映画に挙げている[8]。