海乃 美月(うみの みつき、5月18日[1] - )は、元宝塚歌劇団月組トップ娘役[2][3]。
富山県氷見市[4][5]、市立北部中学校出身[4]。身長164cm[1]。血液型O型[6]。愛称は「うみ」、「くらげ」[4]。
来歴
2009年、宝塚音楽学校入学。
2011年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に97期生として入団[8]。入団時の成績は5番。星組公演「ノバ・ボサ・ノバ/めぐり会いは再び」で初舞台[8]。
2012年、組まわりを経て月組に配属[5]。
歌・ダンス・芝居と三拍子揃った娘役として注目を集め[4]、2014年の「明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集100!!」で新人公演初ヒロイン[9]。その後も3度に渡って新人公演ヒロインを務める[2]。
2015年の「1789」で、トップスター・龍真咲の相手役に早乙女わかばとダブルキャストで抜擢[8][3]。続くバウ・ワークショップ「A-EN(エイエン) ARI VERSION」で、バウホール公演初ヒロイン[10]。
2017年の「瑠璃色の刻」(ドラマシティ・赤坂ACTシアター公演)で、東上公演単独初ヒロイン[11][2]。その後も4度に渡って東上公演単独ヒロインを務める[2]。
2019年の「アンナ・カレーニナ」でバウホール公演単独初ヒロイン[12][3]。
2021年8月16日付で月組トップ娘役に就任[2][3]。入団11年目でのトップ就任は極めて遅咲きとなった[13]。月城かなとの相手役として、「川霧の橋/Dream Chaser」(博多座公演)で、新トップコンビお披露目[14][2]。
2024年7月7日、「Eternal Voice/Grande TAKARAZUKA 110!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を月城と同時退団[5]。
2024年9月19日、宝塚市大使を務めることが発表され委嘱式が行われた[15]。また、同年10月よりイザワオフィスと業務提携したことが発表された[16]。
人物
体を動かすのが大好きな子供で、クラシックバレエを習い、合唱隊に入って歌うことを楽しんでいた[8]。
宝塚初観劇は、通っていたバレエスタジオのバスツアーで観た星組公演「王家に捧ぐ歌」[8]。宝塚受験を決意したのは2006年星組公演「ベルサイユのばら」を観てから[8]。
中学1年の冬、県民ミュージカルに出演[6]。オーディションで主役を演じ、芝居を初めて経験する[6]。
姉と同じ高校を受験するが、自分は宝塚へ行くという根拠の無い自信があり、高校入試に合格し、入学説明会を受けたその足で母と宝塚へ向かい、音楽学校の受験に臨んだ[6]。
愛称の「うみ」は芸名から、「くらげ」は芸名を海月と呼び間違えられたことに由来する[17]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
初舞台
組まわり
- 2011年6 - 7月、星組『ノバ・ボサ・ノバ』『めぐり会いは再び』(東京宝塚劇場)
- 2011年10 - 12月、宙組『クラシコ・イタリアーノ』『NICE GUY!!』
月組時代
月組トップ娘役時代
出演イベント
- 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
- 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
- 2016年7月、龍真咲ディナーショー『Goodbye Fairy』[31]
- 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
- 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
- 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
舞台
受賞歴
脚注
注釈
- ^ a b c 早乙女わかばと役替わり。
- ^ 怪我のためショー「クルンテープ」は全日程休演。
- ^ 白雪さち花と役替わり。
- ^ 夢奈瑠音と役替わり。
- ^ 11/7〜10は休演。代役は彩みちると天紫珠李が務めた。
出典
参考文献
外部リンク
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