『ミー・アンド・マイガール』 (ME AND MY GIRL) は宝塚歌劇団のミュージカル作品。同名ミュージカルの宝塚版。
作曲はノエル・ゲイ
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]。
改訂はスティーヴン・フライ
[9][10][11][12][13][14]
と
マイク・オクレント
[9][10][11][12][13][14]。
UCC上島珈琲が協賛し、歌劇団初の冠公演として上演された。上演全てにUCC上島珈琲が協賛で参加している。
1987年初演。初演の好評ぶりから同年すぐ再演される大ヒット作となって以降、2023年まで35年にわたり度々再演されている、宝塚歌劇史上、最も愛されている海外ミュージカルのひとつ。
上演記録
- 1987年 - 1988年・月組公演
-
- 1987年5月15日 - 6月23日(新人公演:5月26日) 宝塚大劇場
- 1987年8月2日 - 8月30日(新人公演:8月14日) 東京宝塚劇場
- 1987年11月13日 - 12月20日(新人公演:11月27日) 宝塚大劇場
- 1988年2月3日 - 2月11日 中日劇場
- 1988年3月3日 - 3月30日(新人公演:3月11日) 東京宝塚劇場
- 宝塚歌劇で同一の組によるロングラン記録を樹立。
- 形式名は「UCCミュージカル」。2場。
- 12月の宝塚大劇場公演では、ビル役を涼風真世、ジャッキー役を剣幸が務める役替わり公演も上演された。
- 11月の新人公演では、当時研一(入団1年目)の天海祐希が主演に抜擢された。
- 中日劇場の主な出演者は剣幸、こだま愛、涼風真世。
- 1995年 - 1996年・月組公演
-
- 1995年8月11日 - 9月25日(新人公演:8月29日) 宝塚大劇場
- 1995年12月1日 - 12月26日(新人公演:12月12日) 東京宝塚劇場
- 1996年2月1日 - 2月14日 中日劇場
- 形式名は「UCCミュージカル」。2場。
- 宝塚・東京はトップスターの天海祐希とトップ娘役の麻乃佳世退団公演。
- 1996年は、中日劇場で選抜メンバーにて上演。久世星佳・風花舞のトップコンビのプレお披露目公演。
- 潤色・演出を担当してた小原が前年に逝去したため、初演時の演出助手だった三木章雄が潤色・演出を担当。以降は、三木が潤色・演出を担当している。
- この作品を収録したDVD版がリリースされている[18]。
- 2008年・月組公演
-
- 2008年3月21日 - 5月5日(新人公演:4月8日) 宝塚大劇場[9]
- 2008年5月23日 - 7月6日(新人公演:6月3日) 東京宝塚劇場[10]
- 2008年8月1日 - 8月24日 博多座[11]
- 宝塚・東京における形式名は「UCC&シャディミュージカル[9][10]」、博多座は「ミュージカル[11]」。
- 大劇場公演は、宝塚歌劇団94期生が初舞台で、トップ娘役の彩乃かなみ・月組組長の出雲綾の退団公演。
- 本公演はジャッキー役を城咲あいと明日海りおが役替わりで務めた。
- こちらはUCC上島珈琲に加え、シャディも協賛に参加。
- 博多座では当時2番手男役の霧矢大夢が主演、相手役には羽桜しずくが抜擢された。
- 博多座公演では、ジェラルド役とジャッキー役を龍真咲と明日海が役替わりで務めた。
宝塚大劇場[9]役替わり(日程別)
|
ジャッキー |
ソフィア
|
3月21日 - 3月28日
|
明日海りお |
城咲あい
|
3月29日 - 4月13日
|
城咲あい |
明日海りお
|
4月14日 - 4月20日
|
明日海りお |
城咲あい
|
4月21日 - 4月26日
|
城咲あい |
明日海りお
|
4月27日 - 5月3日
|
明日海りお |
城咲あい
|
5月4日 - 5月5日
|
城咲あい |
明日海りお
|
東京宝塚劇場[10]役替わり(日程別)
|
ジャッキー |
ソフィア
|
5月23日 - 5月26日
|
明日海りお |
城咲あい
|
5月27日 - 6月5日
|
城咲あい |
明日海りお
|
6月6日 - 6月13日
|
明日海りお |
城咲あい
|
6月14日 - 6月19日
|
城咲あい |
明日海りお
|
6月20日 - 6月28日
|
明日海りお |
城咲あい
|
6月29日 - 7月6日
|
城咲あい |
明日海りお
|
- 2009年・花組公演
-
- 形式名は「ミュージカル[12]」。
- 選抜メンバーにて上演。初めて月組以外の組での上演された。
- ジョン卿役を壮一帆と愛音羽麗が、ジェラルド役を愛音と朝夏まなとが、ジャッキー役を壮と朝夏がそれぞれ役替わりで務めた。
役替わり(日程別)
|
ジョン卿 |
ジェラルド |
ジャッキー
|
4日 - 6日 10・11日 14・15日 19日
|
壮一帆 |
愛音羽麗 |
朝夏まなと
|
7・8日 12・13日 17・18日 20日
|
愛音羽麗 |
朝夏まなと |
壮一帆
|
- 2013年・月組公演
-
- 5月4日 - 5月20日 梅田芸術劇場メインホール[13]
- 形式名は「ミュージカル[13]」。
- 選抜メンバーにて上演。
- ジェラルドとジャッキーを美弥るりかと凪七瑠海が、パーチェスターとヘザーセットを星条海斗と沙央くらまがそれぞれ役替わりで務めた。
- 2016年・花組公演
- 宝塚大劇場と東京宝塚劇場で上演[20]。
- 4月29日(金)-6月6日(月)(新人公演:5月17日(火)) 宝塚大劇場[14]
- 6月24日(金)-7月31日(日)(新人公演:7月7日(木)) 東京宝塚劇場[14]
- 形式名は「UCCミュージカル[14]」。
- ジョン卿役を芹香斗亜と瀬戸かずやが、マリア役を桜咲彩花と仙名彩世が、ジェラルド役を芹香と水美舞斗が、ジャッキー役を柚香光と鳳月杏が、パーチェスター役を柚香と鳳真由で役替わり上演[21]。
- 新人公演は、ビル、サリー、ジョン郷、マリアがダブルキャストで、宝塚と東京で1幕2幕を入れ替えて上演、ジェラルドとジャッキーは宝塚と東京でキャストを入れ替えての上演となる[22]。
- 東京宝塚劇場での千秋楽は映画館でのライブビューイングも実施された[23]。
- 2023年・星組公演
- 10月9日 - 11月2日 博多座
スタッフ
1987年・1988年(中日劇場公演を除く)
※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」、「5-8月」、「1987年11月-1988年3月」の文字がなけれ全公演共通。
1995年・1996年
※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」、「中日」の文字がなければ両劇場共通。
2008年
| この節の 加筆が望まれています。 (2015年10月) |
- 宝塚大劇場公演
- 東京宝塚劇場・博多座公演
2009年
| この節の 加筆が望まれています。 (2015年10月) |
2013年
| この節の 加筆が望まれています。 (2015年10月) |
2016年
※宝塚公式サイトのデータ。
出演者一覧
※氏名の後ろの「()」はその年・当時の所属組。
1996年 中日劇場
※宝塚90年史からのデータ。
2008年 宝塚・東京
※下記のデータは宝塚公式ホームページによる[28][29]。研究科一年生(94期生)は東京のみ。
研究科一年生
2008年 博多座
※宝塚公式ページのデータ[30]。
- 霧矢大夢
- 花瀬みずか
- 良基天音
- 研ルイス
- 桐生園加
- 美鳳あや
- 音姫すなお
- 天野ほたる
- 星条海斗
- 朝桐紫乃
- 龍真咲
- 麻月れんか
- 萌花ゆりあ
- 榎登也
- 鼓英夏
- 明日海りお
- 五十鈴ひかり
- 羽桜しずく
- 妃乃あんじ
- 響れおな
- 玲実くれあ
- 夏鳳しおり
- 海桐望
- 貴千碧
- 麗百愛
- 有瀬そう
- 篁祐希
- 蘭乃はな
- 千海華蘭
- 貴澄隼人
- 真愛涼歌
- 愛那結梨
- 輝城みつる
- 紗那ゆずは
- 星那由貴
- 翔我つばき
- 都月みあ
- 美宙果恋
- 凜華もえ
2009年 梅田芸術劇場メインホール
※宝塚公式ページのデータ[31]。
2013年 梅田芸術劇場メインホール
※宝塚公式ページのデータ[32]。
2016年 宝塚・東京
※宝塚公式ページのデータ[33]
2023年 博多座
※宝塚公式ページのデータ[34]
主な配役
年・月は、宝塚大劇場と東京宝塚劇場の場合は宝塚公演時のものである。
1980年代・1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
主な楽曲
- ミー&マイガール(メイン・ソング)
- あなたは私に夢を見させる
- 一度ハートを失ったら
- ランベス・ウォーク
- 顎で受けなさい
- 街灯によりかかって(メイン・ソング)
関連項目
- 「ME AND MY GIRL」(1987年) 宝塚歌劇団 月組(CD/TMPC-36A)(TCAC-333・4/復刻版)(LP実況レコードTMP1133〜34/カセットテープTMPK32〜33)
- 「ミー&マイガール」剣幸/こだま愛 (EPレコード/TMPS-102)
- 「ME AND MY GIRL」DVD-BOX 宝塚歌劇団 月組 (TCAD-214B)
- 「ME AND MY GIRL」(2013年・2月28日 - 3月3日/オーバード・ホール)ビル役の剣幸・主演で公演される。
- 「ME AND MY GIRL」(2015年・11月12日 - 15日/オーバード・ホール)ビル役の剣幸・主演で公演される。
脚注
注釈
- ^ a b c 一幕と二幕で役替わりあり
- ^ a b 宝塚大劇場の1987年12月5・12・19日の11時(JST)公演に於いて、涼風がビル、剣がジャッキーという役替わり公演が行われた
- ^ 1988年3月の東京宝塚劇場公演では美輪休演のため、いつき吟夏が代役
- ^ a b c d e f ジョン卿とジェラルドとジャッキーの役替わり
- ^ a b c d e f g h ジェラルドとジャッキーの役替わり
- ^ a b c d ジャッキーとソフィアの役替わり
- ^ a b ジョン卿とジェラルドの役替わり
- ^ a b ジョン卿とランベス・キングの役替わり
- ^ a b ダブルキャスト
- ^ a b ジェラルドとランベス・クイーンの役替わり
- ^ a b ジャッキーとパーチェスターの役替わり
- ^ a b ジャッキーとランベス・クイーンの役替わり
- ^ a b c d パーチェスターとヘザーセットの役替わり
- ^ a b パーチェスターとランベス・キングの役替わり
出典
参考文献
外部リンク