浪江駅(なみええき)は、福島県双葉郡浪江町権現堂(ごんげんどう)塚越(つかのこし)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である[2]。
2025年3月15日現在の時点で、当駅以南は東京近郊区間に入る。なお、当駅は常磐線系統では東京近郊区間の末端にあたり、首都圏のSuicaエリアで最も北に位置する駅である。
2面3線のホームを持つ地上駅である[2]。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。10両編成の特急列車が停車するため、ホームの有効長は長い。2020年(令和2年)7月にはE531系の乗車口に合わせる形でホームが嵩上げされ、乗降に関してはバリアフリー化された。
「Smart Station for EXPRESS」を導入している原ノ町統括センター(原ノ町駅)管理の無人駅である[報道 1]。一部時間帯は券売機(話せる指定席券売機)の稼働が停止しているため、乗車駅証明書を発行した上での乗車となる。震災前までは終日社員配置の直営駅でみどりの窓口を設置していたが、2017年(平成29年)4月1日の再開後はみどりの窓口は設置せず、その代わりに指定席券売機が設置され、2020年(令和2年)3月14日より、多機能券売機、話せる指定席券売機、簡易Suica改札機が設置され無人化された[報道 1]。
JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
浪江町は、浜通り夜ノ森以北の中では、相馬市や南相馬市に次ぐ規模の街であり、駅周辺に商店が広がっている。当駅周辺は福島第一原子力発電所事故以降、2013年(平成25年)4月1日の警戒区域再編により避難指示解除準備区域に移行し自由に立ち入り可能(宿泊禁止)となったのち、2017年(平成29年)3月31日に避難指示を解除された。
JR浪江駅周辺一体の整備事業が進められており、交流施設や商業施設、地域活性化施設が2028年3月、浪江駅の東西自由通路と新駅舎が2030年3月に完成し、グランドオープンは2031年3月となる見込みである[8]。
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