津田駅(つだえき)は、大阪府枚方市津田駅前一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)片町線(学研都市線)の駅である。駅番号はJR-H29。
汽車時代には給水タンクがあり、上り列車はこの駅で約5分間停車して蒸気機関車に給水していた。
戦前には当駅から陸軍中宮演習場(通称・禁野火薬庫)との間に専用線が敷設されていた。跡地は現在、国道307号のバイパスと遊歩道『中宮平和ロード』になった。
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅になっている。ホーム両側に待避線設置用のスペースがあり、2面4線に拡張できるようになってはいるが、現在は保線車両の留置スペースとなっており、また絶対信号機を持たないため停留所扱いである。傾斜面上にホームがあるため、駅舎のあるフロアからホームへは階段を登る必要がある。2011年に駅舎と上りホームとを結ぶエレベータが上りの待避線設置用のスペースに設置されたため、上りの待避線を設置することは不可能となった。
当駅はJR西日本交通サービスによる業務委託駅となっており、管理は四条畷駅が行っている。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
旧陸軍時代には禁野火薬庫に向けて専用線が伸びていた。
2023年(令和5年)度の一日平均乗車人員は5,439人である。
各年度の1日の平均乗車人員は以下の通りである。
駅から約100メートル南を枚方市・交野市の境界が通る。
京阪バスが運行。駅舎前(西側)と駅舎の反対側(東側)それぞれにロータリーが整備されている。
停留所名はそれぞれ「津田駅」「津田駅東口」である。前者が主なターミナルであり、東口は平日の限られた本数のみの発着である。