河田 陽菜(かわた ひな、2001年〈平成13年〉7月23日 - )は、日本のアイドルであり、女性アイドルグループ・日向坂46のメンバーである[3]。山口県下関市出身[1]。
略歴
2001年(平成13年)7月23日に山口県で生まれる[3]。小学生時代にはエレクトーンを習っていた[4]。また、中学生時代に所属していた部活動はバレーボール部であった[4]。
2017年(平成29年)8月13日、『けやき坂46 追加メンバー募集オーディション』に合格し、翌々日の15日にけやき坂46の2期生としてお披露目される[5]。翌年の2月12日には、幕張メッセイベントホールで行われた2期生初の単独イベント『おもてなし会』に出演し[6]、音楽部として欅坂46のユニットであるゆいちゃんずの「チューニング」を和太鼓で披露した[6][7]。
2019年(平成31年)2月11日に所属グループがけやき坂46から日向坂46に改称された。その後、同年6月10日に放送された日向坂46の冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)内で、日向坂46の2ndシングル表題曲「ドレミソラシド」のフォーメーションが発表され、自身初の1列目に抜擢されたことが明らかになった[8]。
2021年(令和3年)4月19日には、日向坂46の5thシングル表題曲「君しか勝たん」のフォーメーションが発表され、2ndシングル以来の1列目に抜擢された[9]。
2022年(令和4年)3月1日に1st写真集『思い出の順番[注 1]』(講談社)を発売した[11][10][12]。河田の出身地である下関をはじめ、奄美、鎌倉、東京など、国内各所で通常の写真集の5倍以上の規模で、2020年から2021年の丸1年をかけて撮影されており[1]、通常のタレント写真集の2.5倍以上となる256ページに渡って収録されている[13]。
2023年(令和5年)4月7日からは、1期生の佐々木美玲、2期生の富田鈴花とともに『ローソン presents 日向坂46のほっとひといき!』(TOKYO FM)のパーソナリティを務めている[14]。同年7月26日に発売された日向坂46の10thシングル『Am I ready?』に収録されている楽曲「ガラス窓が汚れてる」で、表題曲に選抜されたメンバー全員による楽曲としては自身初のセンターポジションを担当した[15][16]。同年11月9日には、自身のInstagramアカウントを開設した[17][18]。
人物
愛称は、おひな、KAWADAさん[19]。姓は「かわた」と読むにもかかわらず「かわだ」と読ませる愛称が定着した理由は、日向坂46のメンバーで同期の濱岸ひよりに、東京の病院で自身の苗字を「かわだ」と誤読されがちであるという話をしたところ、濱岸が「かわださん」と呼ぶようになった事によって、それが広まってしまったからであると語っている[20]。
「妹キャラ」がメンバー間に定着しており、グループの冠番組『HINABINGO!』(日本テレビ)の2019年5月13日に放送された企画「理想『姉妹』ナンバー1決定戦‼︎」では、「妹にしたいメンバー」で1位に選ばれた[21]。河田を選んだ理由について、1期生の加藤史帆は「彼女は何もしてないんですけど癒してくれる」、同じく1期生の高本彩花は「すべての行動がかわいくて愛おしくてたまらなくなる」、後輩である3期生の上村ひなのは「妹にしたい性格でいらっしゃる」などと語っている[21]。
全方位から愛される天性のキャラクターと言われており[22]、グループの冠番組『日向坂で会いましょう』のMCであるオードリー・春日俊彰は、「メンバーからの人気も高くて、アイドルにモテるアイドルみたいな立ち位置っていうのも、面白いんじゃないか」と述べている[22]。
地元である山口県への愛着が強く、『日向坂で会いましょう』の2020年4月13日放送回では、自身がやりたい企画として、山口県の伝説を探す「河田探検隊」とのロケ企画を提案した[23]。また、2021年1月16日放送『山口放送開局65周年記念 追跡!長州ツイートトラベル』(日本テレビ系)では、実際に山口県でのロケに参加し、山口県出身者としてMCのカミナリを案内している[24]。
小学生時代を振り返って、自身は活発な性格であったと述べている[4]。中学生時代には「人前に立つと緊張するけれど、それ以上に好奇心が勝る」という理由から、応援団に所属していた[22]。
交友関係
乃木坂46の佐藤璃果とは、『けやき坂46 追加メンバー募集オーディション』の審査会場で仲良くなり[25]、現在は一緒にディズニーランドへ行くような関係となっている[26]。
日向坂46のメンバー内では、同期生で同じ地方組の濱岸ひよりと特に仲が良い[27]。
嗜好・趣味
外の匂いをかぐことが好きで、中でも季節の変わり目、特に夏から秋へ変化する時期の夜の匂いが好きであると語っている[28]。また、ホラー映画やお化け屋敷が好きで、日向坂46のメンバーと鑑賞したりしている[29]。
お笑いコンビのサンドウィッチマンが好きで、けやき坂46時代の冠番組『KEYABINGO!4』(日本テレビ)で共演した際に、その旨を伝えたところ、サンドウィッチマンからDVDをプレゼントされた[30][31]。
好きな食べ物としてから揚げを挙げている[32]。また、好みの傾向として、スープ系ではコーンスープよりクラムチャウダーが好きで[33]、おせちの具では伊達巻が一番好きであるという[34]。
特技
小学生時代にならっていたエレクトーンを弾くことが出来る[34]。また、関連する楽器としてピアノも弾くことが可能で、けやき坂46の1stアルバムリード曲「期待していない自分」のMV内では、何らかの曲を演奏している姿が見られる[35]。
けやき坂46・日向坂46
ペンライトカラーは 、 イエロー × サクラピンク [36]。
キャッチコピーは「石橋を叩いて割っちゃう河田陽菜です」[37]。
中学生の頃からアイドルが好きで、広島で行われた前田敦子(元AKB48)の握手会にも行ったことがあるという[4]。そんな中、自身が好きなクループの1つであったけやき坂46のオーディションが開催されていることを知り、応募したと語っている[38]。軽い気持ちで応募したといい、合格するとは思っていなかったとも述べている[38]。その合格後であるが、同オーディションで合格した松田好花と初めて対面した際には、SHOWROOM審査で画面越しに見ていた人物が目の前にいたことに、芸能人に遭遇したような感覚となり、号泣してしまったという[38]。
楽曲・ユニット
けやき坂46・日向坂46の楽曲のうち、「You're in my way」と「ガラス窓が汚れてる」の2曲でセンターポジションを担当している[16][39]。なお、小坂菜緒の休業中には、小坂がセンターポジションを担当する楽曲「キツネ」についても、代理でセンターポジションを担当していた[40]。
1期生の佐々木美玲のことをお母さんのように慕う「みーぱんファミリー」と呼ばれるユニットに、同期生の濱岸と、3期生の山口陽世と共に所属している[41]。また、同期生の丹生明里とのコンビ名を、日向坂46のスタッフから「2人が喋っているとほっこりして、おみそしるみたいだね」と言われたことから[42][43]、「おみそしるコンビ」としている[44]。その他、元メンバーで1期生の影山優佳とは、2001年生まれの同い年であることから、20歳を表す「はたち」から取り、「ハタチズ」のコンビ名を使用している[45]。影山は「同い年と言って驚かれる率120%でお馴染み!もはや話のネタになってます!」と述べている[45]。
けやき坂46と日向坂46の好きな楽曲は「おいで夏の境界線」「JOYFUL LOVE」[4][46]。
作品
シングル
- けやき坂46
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- 日向坂46
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アルバム
- けやき坂46
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- 日向坂46
-
未音源楽曲
- HELL ROSE:チョコラショコラ(ドラマ『声春っ!』劇中に登場するアイドルユニット)(東村芽依・河田陽菜・濱岸ひより)[47]。
映像作品
出演
テレビ番組
テレビドラマ
ラジオ番組
イベント
- 東京ガールズコレクション
- マイナビ presents 第28回 東京ガールズコレクション2019 SPRING / SUMMER(2019年3月30日、横浜アリーナ)[53]
- 第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING / SUMMER(2020年2月29日、国立代々木競技場 第一体育館)- DASADA STAGE[54]。
- 第31回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 AUTUMN / WINTER ONLINE(2020年9月5日、オンライン配信)- DASADA STAGE[55]。
CM
広報
書籍
写真集
脚注
注釈
出典
外部リンク
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関連人物 |
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関連項目 |
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