比嘉真美子

比嘉 真美子
Mamiko HIGA
基本情報
名前 比嘉 真美子
生年月日 (1993-10-11) 1993年10月11日(31歳)
身長 161 cm (5 ft 3 in)
体重 58 kg (128 lb)
国籍 日本の旗 日本
出身地 沖縄県国頭郡本部町
経歴
プロ転向 2012年=LPGA84期
優勝数
日本LPGA 5
成績
初優勝 ヤマハレディースオープン葛城(2013年)
賞金ランク最高位 日本女子:4位(2018年)
2019年12月1日現在
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比嘉 真美子[1](ひが まみこ、1993年10月11日 - )は、沖縄県国頭郡本部町出身の日本の女子プロゴルファー。所属はTOYO TIRE。趣味は相撲観戦と漫画。

来歴

沖縄県立本部高等学校卒業[1]

11歳からゴルフを始める[1]

2008年「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」にアマチュアとして出場[2]、翌2009年の同大会では通算3アンダーの12位タイでローアマチュアを獲得[3]

高校2年となった2010年は「ネイバーズトロフィーチーム選手権」に日本代表として出場、団体優勝は逃したものの個人では1位タイの成績を残した[4]。同年8月「全国高等学校ゴルフ選手権大会」では個人2位[5]、同月に行われた「日本ジュニアゴルフ選手権競技」(女子15-17歳の部)では最終ラウンドにホールインワンを決めるなど[6]、8打差から逆転優勝した[7]

この年は10月の「世界アマチュアチーム選手権」(ブエノスアイレス)、11月の「広州アジア大会」の女子代表に福田真未堀奈津佳と共に選ばれた[8]

2011年「日本女子アマチュアゴルフ選手権」優勝[9]。前年に続いて「ネイバーズトロフィーチーム選手権」日本代表に選出[10]

2012年4月の「スタジオアリス女子オープン」では3位で最終日を迎え、申ジエ佐伯三貴と最終組で回り、4打差の3位に入った[11]。6月の「日本女子アマチュアゴルフ選手権」で2連覇を達成、同大会2連覇はウェイ・ユンジェ(1998年、1999年)以来史上7人目であった[12][13]

同年7月の日本女子プロゴルフ協会(以下JLPGA)最終プロテストに進出し8位タイで合格[14]、LPGA84期生となる[1]

2013年4月の「ヤマハレディースオープン葛城」でJLPGAツアー初優勝[15]、5月の「リゾートトラストレディス」で2勝目を挙げた[16]

同年8月、海外メジャー初出場となる「全英リコー女子オープン」で7位タイとなった[17]

同年の年間獲得賞金ランキング(以下賞金ランク)は8位で自身初のシード入り[18]、12月に発表されたLPGAアワードにおいて「新人賞」を受賞した[19]

2014年シーズンからジブラルタ生命保険所属[20]。同年は賞金ランク45位でシード権を守ったが[18]、2015年にスランプに陥り賞金獲得額は400万円にも満たず賞金ランク95位でシードを失った[21]。2016年にはシーズン後半に好成績を続けて[22]、賞金ランク34位で2年ぶりにシード入りした[18]

2017年は所属フリーとなる[23]。同年8月の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で、キム・ハヌルとのプレーオフの末4年ぶりのJLPGAツアー3勝目を挙げた[24]。賞金ランク12位[18]

2018年JLPGAのプレーヤーズ委員会委員長に就任[25]。同年4月「KKT杯バンテリンレディスオープン」でJLPGAツアー4勝目[26]。大会後の4月24日、マネジメント契約をしていた東洋ゴム工業(TOYO TIRE)と所属契約を結ぶ[27][注 1]

同年6月、大相撲力士勢翔太と前年に婚約したことが明らかになった[28]。しかし、2021年6月21日に勢の現役引退が発表された際、婚約も既に解消されていたことが明らかになった[29][30]

2018年8月「全英リコー女子オープン」において最終日3打差の4位スタートであったが、スコアを伸ばせず8打差の4位タイとなった[31]

同年は自身初の1億円突破(¥109,969,185)で賞金ランクも自身最高位となる4位[18]。同年12月に発表されたLPGAアワードにおいて「特別賞」を受賞[32]、受賞理由として「プレーヤーズ委員会委員長」「トップ10フィニッシュ最多18回」「全英リコー女子オープン4位タイ」等があげられた[33]

2019年3月「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」でJLPGAツアー5勝目をあげる[34]

同年6月に開催された「全米女子オープン」では2日目まで単独首位、3日目を1打差の3位タイで最終日を迎えたが[35]、スコアを3つ落とし3打差の5位タイとなった[36]

同年賞金ランク18位で4年連続のシード入りとなった[18]

海外メジャー成績

出場年 大会名 最終成績 該当した出場資格
2013 全英リコー女子オープン 7位タイ[17] 2013年「サントリーレディスオープン」終了時点でのJLPGA賞金ランク上位5名[37]
2014 全英リコー女子オープン 予選落ち[38] 2013年「全英リコー女子オープン」15位タイ以内[38]
2018 全英リコー女子オープン 4位タイ[31] 2018年「アース・モンダミンカップ」終了時点のJLPGA賞金ランク上位5名[39]
2019 ANAインスピレーション 予選落ち[38] 2018年「全英リコー女子オープン」5位タイ以内[40]
2019 全米女子オープン 5位タイ[36] 2018年JLPGA賞金ランク5位以内[41]
2019 AIG全英女子オープン 予選落ち 2018年「全英リコー女子オープン」5位タイ以内

脚注

注釈

  1. ^ 記事では「TOYO TIRES」となっているが、LPGAサイトの表記では「TOYO TIRE」である

出典

  1. ^ a b c d 比嘉 真美子 プロフィール詳細”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年6月2日閲覧。
  2. ^ 【2008】ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント フルリーダーボード”. 日本女子プロゴルフ協会 (2008年3月9日). 2019年6月2日閲覧。
  3. ^ 【2009】ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント フルリーダーボード”. 日本女子プロゴルフ協会 (2009年3月8日). 2019年6月2日閲覧。
  4. ^ 比嘉 真美子選手のプロフィール”. JGA. 2019年7月2日閲覧。
  5. ^ 沖学園福田真未が接戦を制す”. 日刊スポーツ (2010年8月7日). 2012年6月24日閲覧。
  6. ^ 九州ゴルフ連盟通常総会開催”. 九州ゴルフ連盟 (2011年2月22日). 2019年6月2日閲覧。
  7. ^ 諸見里9バーディー4位浮上”. 日刊スポーツ (2010年8月22日). 2012年6月24日閲覧。
  8. ^ 比嘉ら3人が世界アマチーム選手権へ”. 日刊スポーツ (2010年9月13日). 2012年6月24日閲覧。
  9. ^ 技術、マナーを習得 名護市でゴルフアカデミー開校”. 琉球新報 (2012年4月3日). 2012年6月24日閲覧。
  10. ^ 松山英樹ら日韓台アマ対抗戦出場”. 日刊スポーツ (2011年5月31日). 2012年6月24日閲覧。
  11. ^ アマ比嘉V争いついていけず”. 日刊スポーツ (2012年4月8日). 2012年6月24日閲覧。
  12. ^ 比嘉真が連覇”. 日刊スポーツ (2012年6月23日). 2012年6月24日閲覧。
  13. ^ 比嘉真美子 完全V2!来月プロテスト、夢はリオ五輪”. スポーツニッポン (2012年6月24日). 2012年6月24日閲覧。
  14. ^ 比嘉、トップ合格逃し「想定外」 デイリースポーツ 2012年7月27日閲覧
  15. ^ 【2013】ヤマハレディースオープン葛城”. 日本女子プロゴルフ協会 (2013年4月7日). 2019年6月2日閲覧。
  16. ^ 【2013】リゾートトラストレディス”. 日本女子プロゴルフ協会 (2013年6月2日). 2019年6月2日閲覧。
  17. ^ a b 比嘉、大健闘の7位「自分の力はすべて出せた」”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2013年8月5日). 2019年6月3日閲覧。
  18. ^ a b c d e f 比嘉 真美子 プロフィール詳細の生涯成績・記録を参照
  19. ^ LPGAアワード2013”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年6月2日閲覧。
  20. ^ 3年1億5000万円!比嘉、ジブラルタと超破格契約/国内女子”. サンケイスポーツ (2014年1月23日). 2019年6月2日閲覧。
  21. ^ 比嘉 真美子 年度別記録2015”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年6月2日閲覧。
  22. ^ 比嘉 真美子 年度別大会成績2016”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年6月2日閲覧。
  23. ^ 【2017】ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント ペアリング最終日”. 日本女子プロゴルフ協会 (2017年3月5日). 2019年6月2日閲覧。
  24. ^ 比嘉真美子がプレーオフ制し4年ぶりV!「支えてくれた母と姉に感謝したい」”. ALBA.Net (2017年8月13日). 2019年6月2日閲覧。
  25. ^ プレーヤーズ委員会比嘉真美子委員長インタビュー”. 日本ゴルフトーナメント振興協会 (2018年3月15日). 2019年6月2日閲覧。
  26. ^ 【2018】KKT杯バンテリンレディスオープン”. 日本女子プロゴルフ協会 (2018年4月15日). 2019年6月2日閲覧。
  27. ^ 比嘉真美子が東洋ゴム工業とスポンサー契約 「身が引き締まる思い」”. ALBA.Net (2018年4月25日). 2019年6月2日閲覧。
  28. ^ “勢、相撲女子の比嘉真美子と結婚! 昨夏プロポーズ”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2018年6月27日). https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201806270000468.html 2018年6月28日閲覧。 
  29. ^ “元関脇勢が引退 婚約していた比嘉真美子とはすでに破談”. サンスポ (産経デジタル). (2021年6月22日). https://www.sanspo.com/article/20210622-4R7EPKOFEZKCPFJATWQBLXKUSM/ 2021年6月23日閲覧。 
  30. ^ “比嘉真美子が元関脇・勢との婚約解消を公表「目指していたものがかみ合わなくなった」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2021年6月23日). https://hochi.news/articles/20210623-OHT1T51144.html 2021年6月23日閲覧。 
  31. ^ a b 比嘉真美子は4位で終える 地元の22歳ホールがメジャー初制覇”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2018年8月6日). 2019年6月2日閲覧。
  32. ^ LPGAアワード2018”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年6月2日閲覧。
  33. ^ LPGAアワード特別賞比嘉真美子|受賞詳細”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年6月2日閲覧。
  34. ^ 【2019】第32回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメン”. 日本女子プロゴルフ協会 (2019年3月10日). 2019年6月2日閲覧。
  35. ^ 比嘉真美子が運命のファイナルラウンドをスタート”. ALBA.Net (2019年6月3日). 2019年6月3日閲覧。
  36. ^ a b 2019年 全米女子オープン 最終日 スコア”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2019年6月3日). 2019年6月3日閲覧。
  37. ^ 「全英リコー」茂木が辞退 佐伯がエントリーへ”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2013年6月26日). 2019年6月3日閲覧。
  38. ^ a b c 比嘉真美子のメジャー戦績はトップ10か予選落ち となると今回は…”. ALBA.Net (2019年6月1日). 2019年6月3日閲覧。
  39. ^ 鈴木愛、畑岡奈紗らが参戦 「全英女子オープン」は日本勢7人”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2018年7月4日). 2019年6月3日閲覧。
  40. ^ 出場予定選手|ANAインスピレーション”. ANA. 2019年6月3日閲覧。
  41. ^ 日本人が13人出場の全米女子OP 記録的な状況には今年限りの出場資格も”. ALBA.Net (2019年5月28日). 2019年6月3日閲覧。

外部リンク

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