橋本 以蔵(はしもと いぞう、1954年2月21日[1] - )は日本の脚本家、映画監督。島根県出身[1]。島根県立津和野高等学校卒業[1]。
来歴・人物
映画好きだった公務員の父の影響もあって子供の頃から映画監督になりたかったという[1]。高校卒業後に上京し、映画への接点を見つけるために新劇の俳優養成所に入る[1]。映画監督の神代辰巳らとの接点も出来、シナリオを書いては見てもらう習作活動に入る[1]。映画評論家の白井佳夫の紹介で映画化の話があった『喜作新道』の映画監督をやるよう声がかかったが制作会社が倒産したために実現しなかった[1]。自主制作活動を経て1982年、自主映画『パソコンウォーズISAMI』で監督デビュー。テレビドラマ『スケバン刑事』シリーズの脚本を担当してメジャーデビュー。以降『君の瞳をタイホする!』など数多くの作品を生み出す。ドラマの脚本や映画監督以外にも、漫画の原作などの仕事も手がける。
最初の頃はシナリオを『スケバン刑事』の監督であった田中秀夫やプロデューサーにつまらないとダメを押され、原稿をゴミ箱に入れられるなどの屈辱も経験している。その場に同席したスタッフに「大丈夫? よく堪えられたね」と、後でこっそり気遣われるほどであったと後のインタビューにて語っている[要出典]。
2017年から熊本県菊池市地域おこし協力隊に就任。画才を生かしにぎわい創出プランナーとして活躍している。2019年8月から菊池市で開催している菊池武光公生誕700周年特別企画展「武光 九州を征した男」は、橋本の絵と解説で構成されている。
脚本
テレビドラマ
映画
オリジナルビデオ
OVA
監督作品
映画
書籍
漫画原作
小説
脚注
- ^ a b c d e f g 週刊テレビ番組(東京ポスト)1989年5月26日号「脚本家の横顔」63頁
- ^ “AKIRA”. トムス・エンタテイメント. 2016年5月19日閲覧。
外部リンク