桜東バス(おうとうバス)は、茨城県稲敷市で運行されるコミュニティバスの一種である。運行事業者は晃進物流株式会社である。名称は旧桜川村、旧東村のそれぞれの頭文字、桜、東に由来する。
ジェイアールバス関東の路線廃止に伴い公共交通機関を確保する目的で運行されている。同社から引き継いだ広域かつ線的な路線と対キロ区間制ながら低廉な運賃が最大の特徴である。他社バスとの接続により広大な鉄道空白地帯である同市と周辺のバス網の一翼を担う。
現在ではコミュニティバスの定義に当てはまる存在ではあるが、開設当時の位置付け(廃止代替バス、旧21条バス)や後に「稲敷市コミュニティバス」が誕生したこともあって市や運行事業者ではコミュニティバスとは案内しない。
晃進物流は稲敷市伊佐部1763に本社を置く貨物自動車業者であり、桜東バスの運行を受託するためにバス事業に参入した。バス営業所は稲敷市幸田1350-1にある。稲敷市の新規参入事業者には他にブルーバスがある。
江戸崎市街から東(あずま)地区を経て利根川対岸の千葉県香取市佐原市街・佐原駅を結ぶ。沿線にはショッピングセンター「アピタ・パルナ」がある。
ジェイアールバス関東霞ヶ浦本線との乗り継ぎにより、土浦・佐原間を1時間43分(第2便の場合)[1]、運賃合計1150円[2]で結び、少ない便数ながらも鉄道短絡の役割を維持している。
また、上西代停留所は関東鉄道(旧関鉄グリーンバス)の東京方面高速バス「あそう号」の停留所と同じ場所にある。
2020年4月1日のダイヤ改正にて、阿波経由に一本化した。
2020年4月1日開業。東地区の住民アンケートに基づき、実証運行を開始。利用目標は1便あたり2.4人以上、年間9,000人前後。 JR下総神崎駅での乗換えで成田・佐原方面へアクセス、江戸崎総合高校への通学にも対応したダイヤ編成、発酵の里こうざきで東京行き高速バスへも乗換え可。
2021年4月1日から神崎線と角崎線を統合し、新利根から江戸崎を経て下総神崎までの路線に変更。
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