林兼産業株式会社(はやしかねさんぎょう)は、山口県下関市に存在する食料品の製造販売、飼料の製造販売等の事業を行う会社。水産加工品大手のマルハニチロ(旧・大洋漁業)と創業家を同じくする「兄弟会社」にあたる[1]。
食料品事業として魚肉ソーセージ等の海産物加工品、海産物、豚肉・鶏肉等の食肉・食肉加工品等の製造販売を行っている。マルハニチロとの関係が深く、マルハニチロの魚肉ソーセージ(マルハブランド)は林兼産業が供給している。その他、独自ブランドとして「霧島黒豚」ブランドのハム等がある(ブランド名は牧場および加工場が霧島連山の麓に位置することに由来する。なお、かつては「キリシマハム」のブランド名であった)。
飼料事業として養魚用飼料、畜産用飼料を製造販売している。
その他、健康食品等に用いる新素材としてカツオから抽出したエラスチンを製造販売している。機能性表示食品にも展開[2]。
下関市の有力企業として第三セクター日韓高速船に2000万円を出資していた。
女子バレーボール部がかつて存在、第1回日本リーグ(1967年)にその記録が残っている。
1967年5月現在[3]