日本西洋古典学会(にほんせいようこてんがっかい、英:The Classical Society of Japan[1])は、日本における西洋古典学の学会である。
概要
1950年10月22日[1]、第一回大会と同時に設立[2]。日本における西洋古典学の研究と普及に従事と、会員同士の研究上の連絡・親睦を目的とする[1]。
事務局は京都大学西洋古典学研究室[3]に設置。委員長は高橋宏幸(第12代、2019年6月より)[4]。
学会誌として、和文・欧文混合の「西洋古典学研究」(1953年創刊)[1][5]と、欧文のJapan Studies in Classical Antiquity(JASCA、2011年創刊)[1][6]を刊行している。大会は、毎年5月から6月頃[7]に行われる。
発足時は、呉茂一(初代委員長)、田中美知太郎(第2代委員長)、高津春繁、村川堅太郎[8]、松平千秋の他、出版社の生活社[9]などが携わった。
西洋古典叢書(京都大学学術出版会、1997年発足)の多くが西洋古典学会に所属する学者により翻訳されている。
歴代委員長
- 呉茂一(1951年2月~1956年11月)
- 田中美知太郎(1956年11月~1965年10月)
- 高津春繁(1965年10月~1973年5月)
- 松平千秋(1973年5月~1986年6月)
- 藤澤令夫(1986年6月~1998年5月)
- 岡道男(1998年5月~2000年3月)
- 久保正彰(2000年6月~2001年6月)
- 伊藤貞夫(2001年6月~2004年6月)
- 内山勝利(2004年6月~2010年6月)
- 中務哲郎(2010年6月~2016年6月)
- 逸身喜一郎(2016年6月~2019年6月)
- 高橋宏幸(2019年6月~)
脚注
外部リンク