成田 昭次(なりた しょうじ、1968年8月1日 - )は、日本の歌手、シンガーソングライター、俳優、ギタリスト。愛知県名古屋市熱田区出身。元ジャニーズ事務所所属。男性アイドルグループ・男闘呼組の元メンバー(1985年 - 1993年、2022年7月 - 2023年8月)。身長175cm。
ジャニーズ時代の参加ユニット
来歴
- 2023年12月26日、NHKは成田昭次が所属するRockon Social Clubが第74回NHK紅白歌合戦にてMISIAの「紅白スペシャル2023」に登場することを発表した[11]。
人物
- 愛称は「昭ちゃん」、「昭次くん」、「なりしょう」、「成田くん」、「ナッくん」など。
- ジャニーズ事務所に入所したものの、ダンスが苦手であったことから、同じくダンスが苦手な高橋一也や岡本健一らとともに音楽活動に傾倒して行った。岡本に初めてギターを教えたのは成田である[12]。また、ジャニーズ事務所の先輩である野村義男と親交が深く、野村からギターやクラシックロックを教わった[5]。
- 男闘呼組ではボーカル及びリードギターを担当し作詞作曲も手掛けるとともに、俳優としても活躍した。男闘呼組としての活動が休止した後は、シンガーソングライター及びギタリストとして音楽活動に専念した。
- ハスキーでキーが高めな歌声が特徴である。男闘呼組時代は、主旋律を歌う高橋一也の声に、途中から成田の上ハモリが加わり、サビを成田が歌い上げる展開が多くみられた。ハードな楽曲では巻き舌を駆使している。
- 中学時代の親友がマイケル・シェンカー・グループのアルバム『神』に収録されている「アームド・アンド・レディ(Armed and Ready)」に合わせてギターを弾くのを目の当たりにしてギターに目覚めた。兄もギター好きであり、兄からも多大な影響を受けた[13]。
- 1991年にテレビ出演した際、自身のサウンドルートとして、「子門真人、ベンチャーズ、クールス、ストレイ・キャッツ、マイケル・シェンカー・グループ、UFO、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、ロバート・クレイ、マーク・ノップラー」を挙げた[14]。
- シャイで硬派なイメージから、漫画「ホットロード」の実写化の際は、春山役は成田昭次がふさわしいと言われていた。
- 男闘呼組時代の後期及び、ソロ活動時には、成田作曲の楽曲の多くを小竹正人が作詞している。
- ドラえもんの大ファンであることを、テレビ出演時等に公言していた。
- 1992年に結婚した妻とはのちに離婚している。
主な出演作品
テレビドラマ
映画
舞台
ラジオ
CM
- 明治製菓 (現:明治)「アーモンドゴールド」
- 服部セイコー 腕時計「アヴェニュー」(1989年)- 男闘呼組のメンバーとして出演
- 江崎グリコ 「アーモンドチョコレート」(1989年 - 1990年)- 同上
- 呉工業
- 「オキーフ ワーキングハンズ」(2023年)
- 「オキーフ ヘルシーフィート」(2024年)
ディスコグラフィ
男闘呼組時代の活動については「男闘呼組」を参照
シングル
配信限定シングル
アルバム
ライブアルバム
ミニアルバム
参加アルバム
「INORGANIC」名義作品
- アルバム
「What's」名義作品
- アルバム
- This (2002年)
- What's (LIVE盤、2002年)
「Snag」名義作品
- アルバム
「成田商事」名義作品
- 配信シングル
- ボストンバッグ/社員募集中(先行配信、2022年)
「NARITA THOMAS SIMPSON」名義作品
非売品
2009年8月1日、2日 バーズデーライブCD2曲入り
バンド活動
Sheriff
1997年結成。
- メンバー
INORGANIC
1997年、昔からの知り合いで結成。 2001年解散。
- メンバー
What's
2001年8月1日結成。
- メンバー
- 成田昭次 (ボーカル、ギター)
- 山中真一 (ベース、「replica」のメンバー)
- 四ツ田ヨシヒロ (ドラム、愛称・ヨッシー)
- 脱退メンバー
- 村上淳一 (ギター、「MOOZY」のメンバー)
- 小西昭次郎 (ドラム)
SNAG
2006年12月結成。
- メンバー
- 成田昭次 (ボーカル、ギター)
- 慎吾 (ドラム、「KILLERS」などのメンバー)
- 中村泰造 (ベース、「cune」などのメンバー)
- 男也(ギター)
NARITA THOMAS SIMPSON
旧名:成田商事。
2022年6月結成。
2023年9月に現バンド名に改名。
メンバー
2023年1月解禁。
伝説的復活をした男闘呼組メンバーを中心とした、寺岡呼人プロデュースによる新バンド「Rockon Social Club」。[20]
- 成田昭次(ボーカル、ギター)
- 高橋和也(ボーカル、ベース)
- 岡本健一(ボーカル、ギター)
- 前田耕陽(ボーカル、キーボード)
- 青山英樹(ドラム)
- 寺岡呼人(プロデューサー、ギター、ベース)
脚注
注釈
- ^ 『SONGS』(NHK)2023年6月8日放送にて本人談。
出典
外部リンク