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御坊市(ごぼうし)は、和歌山県中部に位置する市。和歌山県紀中・日高地域での中核の都市である。また、熊野古道にも位置する。
和歌山県の海岸線のほぼ中央で、日高川の河口に位置する。 南北に長い地形で、紀伊水道に面した部分はほぼ平坦であるが、市の東側は山地になっているところもある。黒潮の影響で年間を通じて温暖多雨で、冬も霜が降りることはほとんどない。 今後発生が予測される南海トラフ巨大地震の際には、最大14mの津波が到達することが予想されている。これは和歌山県下で最大値である[1]。
平成22年国勢調査(速報値)より前回調査からの人口増減をみると、3.50%減の26,106人であり、増減率は県内30市町村中7位。
市名は、浄土真宗本願寺(現在では西本願寺)の日高御坊(現本願寺日高別院)が約400年前に建立され、地元民がそれを御坊様と呼び親しんだことに由来する。その後寺内町として発展し、現在もその面影を残した街並みが残る。
主産業は第一次産業である。
古くは奥日高より日高川で運搬される木材の集散地として発展した。 現在は市南部の塩屋地区にある日高港企業用地、御坊工業団地を中心に製造企業の誘致活動が行われており、工業地域の一角を成している。 中でも、大洋化学による麻雀牌の生産高は日本一を誇っており、全自動卓用に至ってはほぼ100%のシェアを誇っている。
国道42号線沿線や、市中心部の本町商店街を中心に商業が発展していたが、昨今は中心部の商店街が衰退傾向にあり、国道42号線沿い、及び県道26号線沿いに位置する御坊市湯川町が発展傾向にある。
集配郵便局
無集配郵便局
簡易郵便局
ゆうちょ銀行
※御坊市内の郵便番号は「644-00xx」(ただし藤田町藤井は「649-1341」、藤田町吉田は「649-1342」)(いずれも御坊郵便局の管轄)となっている。
中心駅は西日本旅客鉄道(JR西日本)の紀勢本線と、私鉄の紀州鉄道が乗り入れる御坊駅で、特急含む全ての列車が停車する。
紀勢本線は、和歌山方面へは普通列車が概ね1時間に2本、特急列車が1時間に1本で、田辺方面へは普通・特急共に概ね1時間に1本である。紀州鉄道は、JR線の普通列車と接続する形で朝晩は1時間に2本、データイムは1時間に1本運行されている。
前者は御坊駅を起点に印南方面、日高町方面、奥日高方面への路線バスを運行している。 後者は紀伊由良駅を起点に運行しており、御坊市内へは一部の便が乗り入れている。以前は南海バスによる関西空港への空港リムジンバスが運行されていたが、現在は廃止されている。
御坊市は熊野古道に位置し、それにまつわる文化財も多い。
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