御坊発電所(ごぼうはつでんしょ)は、和歌山県御坊市塩屋町南塩屋字富島1-3にある関西電力の石油火力発電所。
1970年3月30日に建設を和歌山県へ申し入れ、同年9月10日には基本構想を和歌山県と御坊市へ説明している[1]。
日本で初めて外洋(太平洋)に造られた人工島(1982年7月23日竣工[2])方式の発電所であり、1984年9月に1号機が運転を開始、3号機までが建設された。
御坊第二火力発電所(総出力440万kW、110万kW発電設備を4基建設予定)の建設計画もあったが、電力自由化の動向もあり建設中止が決定している。
石油火力発電所であるため原油高の影響を受けやすいほか、不況による電力需要の伸び悩みなどにより2号機が長期計画停止されたこともある[3]など、稼動率は低い。
関西の電力需要が減少傾向にある中、燃料費などがかさみ高コストのため維持が難しいと判断したため、2号機が2019年4月1日に休止した。[4]
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