峰泉郡(ポンチョンぐん)は朝鮮民主主義人民共和国黄海南道に属する郡。旧名・平川郡(ピョンチョンぐん)。
地理
黄海南道東南部の内陸にある。南に白川郡・延安郡、西に青丹郡、北に黄海北道麟山郡・平山郡、東に礼成江を隔てて黄海北道金川郡と隣接する。
行政区画
1邑・22里を管轄する。
- 鳳泉邑(ポンチョヌプ)
- 稼洞里(カドンニ)
- 広岩里(クァンアムニ)
- 群洞里(クンドンニ)
- 大龍里(テリョンニ)
- 大雅里(テアリ)
- 龍村里(リョンチョンニ)
- 漏川里(ルチョンニ)
- 鳳岩里(ポンアムニ)
- 石沙里(ソクサリ)
- 聖基里(ソンギリ)
- 松亭里(ソンジョンニ)
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- 新畓里(シンダムニ)
- 新明里(シンミョンニ)
- 鳶紅里(ヨノンニ)
- 鷹村里(ウンチョンニ)
- 注畓里(チュダムニ)
- 竹洞里(チュクトンニ)
- 寒井里(ハンジョンニ)
- 漢村里(ハンチョンニ)
- 杏亭里(ヘンジョンニ)
- 花村里(ファチョンニ)
- 黄龍里(ファンニョンニ)
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歴史
1952年の北朝鮮の地方行政区画再編により、平山郡・延白郡の一部(解放後に平山郡・金川郡から編入した部分)が分割され、平川郡が編成された。1990年、峰泉郡に改称した。
年表
この節の出典[1]
- 1952年12月 - 郡面里統廃合により、黄海道延白郡積岩面・山外面・西北面、平山郡細谷面・龍山面・古之面・馬山面をもって、平川郡を設置。平川郡に以下の邑・里が成立。(1邑24里)
- 平川邑・隠洞里・杏亭里・寒井里・新畓里・新明里・黄龍里・円山里・白石里・松亭里・鳶紅里・鳳岩里・大龍里・群洞里・漏川里・竹洞里・鷹村里・注畓里・聖基里・漢村里・稼洞里・花村里・石沙里・広岩里・間坪里
- 1954年10月 - 黄海道の分割により、黄海南道平川郡となる。(1邑25里)
- 鳶紅里の一部が白石里に編入。
- 隠洞里・間坪里の各一部が黄海北道麟山郡白川里の一部と合併し、黄海北道麟山郡道川里となる。
- 鳶紅里の一部が黄海北道平山郡龍宮里の一部と合併し、龍村里が発足。
- 1961年 - 隠洞里が群洞里・漏川里・鷹村里に分割編入。(1邑24里)
- 1974年 - 間坪里が鷹村里・注畓里・稼洞里に分割編入。(1邑23里)
- 1990年 - 平川郡が鳳泉郡に改称。(1邑22里)
- 平川邑が鳳泉邑に改称。
- 白石里が鳶紅里・円山里に分割編入。
- 1992年4月 (1邑22里)
脚注
外部リンク