『岡部警部シリーズ』(おかべけいぶシリーズ)は、内田康夫の推理小説『岡部警部シリーズ』を原作とし、その推理小説に登場する岡部和雄を主人公に据えた実写映像化作品シリーズ。
- 西郷輝彦版(TBS、1987年7月12日)
- 佐藤慶版(日本テレビ、1989年5月23日)
- 髙嶋政宏版(TBS、2002年2月18日)
- 近藤真彦版(フジテレビ、2006年9月1日 - 2009年11月27日)
- 高橋克典版(TBS、2017年11月27日 - 2018年11月12日)
西郷輝彦版
『女子大生危険な片想い』(じょしだいせいきけんなかたおもい)は、1987年7月12日にTBS系で放送された。主演は西郷輝彦。
キャスト(西郷輝彦版)
スタッフ(西郷輝彦版)
佐藤慶版
『吉備路殺人事件』(きびじさつじんじけん)は、1989年5月23日に日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」で放送された。主演は加納みゆき。
キャスト(佐藤慶版)
スタッフ(佐藤慶版)
- 制作 - 日本テレビ
- プロデューサー - 長富忠裕(日本テレビ)、赤司学文(近代映画協会)、石川好弘(近代映画協会)
- 原作 - 内田康夫「倉敷殺人事件」(光文社刊)
- 脚本 - 岡本克己
- 音楽 - 大谷幸
- ロケ協力 - 高梁市観光協会、倉敷市観光協会
- 監督 - 藤井克彦
- 製作著作 - 近代映画協会
髙嶋政宏版
『「萩原朔太郎」の亡霊』(はぎわらさくたろうのぼうれい)は、2002年2月18日にTBS系「月曜ミステリー劇場」で放送された。主演は髙嶋政宏。
キャスト(髙嶋政宏版)
スタッフ(髙嶋政宏版)
近藤真彦版
2006年から2009年までフジテレビ系で放送されたシリーズ。全4回。主演は近藤真彦。
放送枠は「金曜エンタテイメント」(第1作)、「金曜プレステージ」(第2作 - 第4作)。
キャスト(近藤真彦版)
警察関係者
- 岡部和雄
- 演 - 近藤真彦
- 警視庁捜査一課 刑事。階級は警部。
- 神谷茂
- 演 - 泉谷しげる
- 警視庁捜査一課 刑事。階級は巡査部長。順子の父。
- 上田
- 演 - 植草克秀(少年隊)
- 経歴:倉敷中央警察署
- → 警視庁捜査一課
- → 品川警察署(第4作)
- 刑事。
ゲスト(近藤真彦版)
- 第1作「倉敷殺人事件」(2006年)
-
- 第2作「多摩湖畔殺人事件」(2007年)
-
- 第3作「十三の墓標」(2008年)
-
- 第4作「シーラカンス殺人事件」(2009年)
-
スタッフ(近藤真彦版)
- 原作 - 内田康夫
- 脚本 - 前川洋一、武藤数顕、谷口純一郎
- 監督 - 武藤数顕
- 企画 - 保原賢一郎(フジテレビ編成部)、和田行(フジテレビ編成部)、立松嗣章(フジテレビ編成部)、荒井昭博(フジテレビ編成部)、現王園佳正(フジテレビ編成部)、後藤博幸(フジテレビ編成部)
- 技術協力 - 東通、Kカンパニー
- 美術協力 - テレビ朝日クリエイト
- プロデューサー - 伊世憲造(ビジュアル・ネットワーク)、石井由美子(ビジュアル・ネットワーク)
- 制作協力 - ビジュアル・ネットワーク
- 制作著作 - フジテレビ
放送日程(近藤真彦版)
話数 |
放送日 |
サブタイトル |
脚本
|
1 |
2006年09月01日 |
倉敷殺人事件[3] |
前川洋一 武藤数顕
|
2 |
2007年08月31日 |
多摩湖畔殺人事件[3] |
前川洋一
|
3 |
2008年09月05日 |
十三の墓標[4]
|
4 |
2009年11月27日 |
シーラカンス殺人事件[5] |
前川洋一 谷口純一郎
|
高橋克典版
『警視庁岡部班』(けいしちょうおかべはん)は、2017年から2018年までTBS系「月曜名作劇場」で放送されたシリーズ。全2回。主演は高橋克典。
『信濃のコロンボ』のスピンオフ。
キャスト(高橋克典版)
警視庁捜査一課 岡部班
- 岡部和雄
- 演 - 高橋克典
- 班長。階級は警部。
- 電話越しの相手の心理を言い当てる鋭い洞察力の持ち主。格闘技術も高い。懸賞マニア。
- 坂口隆太郎
- 演 - 田口浩正
- 刑事。階級は巡査部長。岡部の高校時代の後輩で、岡部のことを「先輩」と呼ぶ。
- 趣味は登山で、地質学にも詳しい。元交通総務課・交通安全係だったため、緊急時にも安全運転してしまう。
- 第2作は胃潰瘍で特捜中央病院に入院する。
- 松岡千秋
- 演 - 中村静香[6]
- 刑事。階級は巡査部長。岡部班に入って3年目。
- 待機中はスイーツを食べてばかりいるが、男勝りの格闘技術と、とっさに民間人を銃撃からかばう勇気の持ち主。
- 佐藤俊
- 演 - 鈴木貴之[7]
- 刑事。巡査長。
- サイバー捜査の技術は鑑識係を凌ぐ。血液型はA型。
- 神谷幸助
- 演 - 佐野史郎[8]
- 刑事。階級は警部補。ニックネームは「神チョー」。
- 飄々とした性格だが、「刑事の命は足」をモットーとし、軽いフットワークで捜査を行う。趣味は将棋。
警視庁
- 中谷雅子
- 演 - 濱田マリ
- 清掃員。お城マニアで、気が強い。岡部のことを「べーちゃん」と呼んでいる。
- 宮島昌矢
- 演 - 近江谷太朗(第1作)
- 捜査一課長。階級は警視。岡部の上司。
長野県警捜査一課
- 竹村岩男
- 演 - 寺脇康文
- 階級は警部。別名「信濃のコロンボ」。
- 木下隼人
- 演 - 川村陽介
- 竹村の相棒。
その他
- 戸沢信夫
- 演 - 村松利史(第2作)
- 海晏寺の住職。『信濃のコロンボ』にも出演していて転職を繰り返している。
ゲスト(高橋克典版)
- 第1作「倉敷殺人事件」(2017年)
-
- 第2作「多摩湖畔殺人事件」(2018年)
-
スタッフ(高橋克典版)
- 原作 - 内田康夫「倉敷殺人事件」(光文社文庫)
- 編成 - 中井芳彦(TBS / 第1作) 、渡瀬暁彦(TBS / 第2作)
- 脚本 - 穴吹一朗
- 演出 - 中前勇児
- 選曲・音響効果 - 矢部公英
- CG - マリンポスト
- ガンエフェクト - BIGSHOT
- アクションコーディネーター - 出口正義
- 技術協力 - 東通
- プロデューサー - 中川真吾(ジニアス)
- 製作 - TBS、ジニアス
放送日程(高橋克典版)
話数 |
放送日 |
サブタイトル |
原作 |
脚本 |
演出
|
1 |
2017年11月27日 |
倉敷殺人事件 |
「倉敷殺人事件」 |
穴吹一朗 |
中前勇児
|
2 |
2018年11月12日 |
多摩湖畔殺人事件 |
|
脚注
関連項目
外部リンク