村松 利史(むらまつ としふみ、1956年8月5日[1] - )は、新潟県長岡市出身の俳優、脚本家、演出家、構成作家。身長170cm、体重55kg。趣味は読書、散歩、喫茶店巡り。
人物・略歴
新潟県立六日町高等学校卒業。学生時代から『MBSヤングタウン』[2]『オールナイトニッポン』などのラジオ番組でハガキ職人として活躍[3]。
大学へ進学したものの舞台俳優を志して中退し、劇団東京ヴォードヴィルショーに入団(在籍中には『山口良一のオールナイトニッポン』に構成作家として参加しており、愛称は「ヘンリー」「モンリー(ニソクサンモンリー)」だった)。
『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』も担当し、鶴光とはMBSヤングタウン以来、DJとはがき職人としての縁があり、構成作家として参加する様になり「感慨無量です」と村松自身が話していて、鶴光からは「役者くずれの放送作家」と呼ばれていた。
テレビ番組では『森田一義アワー 笑っていいとも!』『お笑いマンガ道場』『欽ドン!良い子悪い子普通の子』などを担当。『笑っていいとも』では、開始初期から火曜日レギュラーとしてコーナー司会者としても数年出演した。
東京ヴォードヴィルショーの仲間たちである、喰始、佐藤正宏、久本雅美、柴田理恵らと共にWAHAHA本舗を1984年に旗揚げする。
ドラマでは運転手役なども多いが、運転免許は所持していないと語っている。
WAHAHA本舗を離れ、オフィス「ワン・ツゥ・スリー」に所属し、独自プロデュース公演を中心に様々な分野で独特の存在感をしめしている。
WAHAHA本舗在籍時、佐藤と平成モンド兄弟というユニットを組んでおり、佐藤は「マクベス佐藤」、村松は「ハムレット村松」と名乗っていた。
テレビ・映画では飄々とした表情を生かして小市民役を得意とするが、舞台では幅の広い役をこなし続けている。出演作品のセリフを覚える場合には、相手役のセリフを吹き込んだボイスレコーダーを散歩中に聴きながら、自分のセリフを口に出しているという。
プライベートでは、長らく独身生活を続けてきた。しかし、55歳になった2012年5月からは、テレビ東京のバラエティ番組『家族になろう(よ)』で「村松利史の結婚プロジェクト」を開始。結婚相手を真剣に探すべく、番組で募集した女性との公開お見合いに臨んでいた。お見合いから交際には発展しなかったものの、同プロジェクトの実施直後からは、他局のバラエティ番組にもゲストとして出演している。
出演
映画
テレビドラマ
バラエティ
ミュージックビデオ
演劇
- 村松利史プロデュース「人生の意味」シリーズ(1 - 4)(1988 - 1994年 作・演出・出演)
- WAHAHA本舗公演(1984 - 1994 全作品)
- 平成モンド兄弟(1988年)
- ぬるぬる(1994年)
- 狂っても大好き(1994年)
- サイコの祈り(1996年)
- きちゃった(1997年)
- 皆殺し爆爆ハウス(1999年)
- 村松利史<ヒトリ>プロデュース公演sシリーズ(1999年 - )
- 齧られながら(2000年)
- 村松利史プロデュース“午後の男優室”公演(2002年 - )
- 葡萄と密会(2004年)
CM
執筆
- 『東京かわら版』内「この面白さはなんだ?」(2007年 - )
脚注
外部リンク