岐阜県道84号土岐可児線(ぎふけんどう84ごう ときかにせん)は、岐阜県土岐市土岐津町土井前から岐阜県可児市土田下切に至る主要地方道(岐阜県道)である。
概要
岐阜県の2004年度(平成16年度)建設行政の概要によれば、始点は土岐市土岐津町土井前となっているが、実質的な始点は、土岐市泉岩畑町の岩畑交差点(国道19号)交点である。中央自動車道の下をくぐり、東海環状自動車道に沿うように、北西へ進む。美濃焼・伝統産業会館付近で可児市に入る。久々利川にある小渕ダムの脇から、久々利地区の中心部を通り、可児市街に入る。可児市広見の末広2交差点からは道幅が細くなり、クランクする。可児川を渡り、可児市徳野南交差点で国道248号可児バイパスに至る。ここから住吉南交差点までは国道248号可児バイパスと重複し北進する。住吉南交差点で西に向かい、可児市土田の下切交差点(国道41号交点)が終点。国道21号の抜け道の役割も果たす。
また、県の花街道に指定されている。街道名は安土桃山街道[1]で、見ごろを4月とする。街道名の由来は安土桃山時代に焼かれた美濃焼(特に志野焼)が発見された事による。
路線データ
- 始点:土岐市土岐津町土井前
- 終点:可児市土田下切
- 実延長:約18.21km
- 制定年月日:1983年(昭和58年)1月28日
重複路線
通過する自治体
接続路線
周辺
別名
- 安土桃山街道(土岐市、可児市)
- 中山道かえで街道(可児市、瑞浪市)
脚注
- ^ 安土桃山街道の語義は本路線の他に多治見白川線も含み、全体は土岐市と可児市の区間の道路である。
関連項目
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