可児市立中部中学校(かにしりつ ちゅうぶちゅうがっこう)は、岐阜県可児市広見にある公立の中学校である[1]。広眺ヶ丘(ひろみがおか)という住宅地に隣接して設置されている。
校訓
強く、賢く、美しく[2]
生徒数
2023年度では773名が在籍している[3]。校区内の小学校は、広見小学校、東明小学校、旭小学校の3校である[4]。
実績
学力
2018年の全国学力・学習状況調査では、全科目(国語A,国語B,数学A,数学B,理科)において全国平均を下回る結果が出ている[2]。
教育
可児川、久々利川の水質調査など、環境教育に力を入れており、2008年[5]、2009年に岐阜県より最優秀賞に選ばれている[6]。
沿革
- 1947年(昭和22年)
- 4月1日 -
- 7月14日 - 可児郡新学制実施協議会で、広見町、平牧村、姫治村、久々利村の4町村で、組合立中学校の設置が決まる。
- 1948年(昭和23年)8月2日 - 岐阜県議会で学校再配置が審議され、広見町、平牧村、姫治村、久々利村の4町村組合立中学校の設置が正式に決まる。
- 1949年(昭和24年)
- 4月 - 広見中学校、平牧中学校、姫治中学校、久々利中学校を統合し、可児郡広見町・平牧村・姫治村・久々利村学校組合立中部中学校が開校。統合校舎は無く、旧・広見中学校を本校とし、各中学校が分校(平牧分校、姫治分校、久々利分校)となる。
- 9月 - 統合校舎の建設地が決まる。
- 1952年(昭和27年)2月20日 - 統合校舎が完成し、入校式を行う。平牧分校、姫治分校、久々利分校を廃止。
- 1955年(昭和30年)
- 2月1日 - 今渡町、広見町、土田村、久々利村、平牧村、春里村、帷子村が合併し、可児町が発足。同時に可児町立中部中学校に改称する。可児町の中学校であったが、運営は可児町姫治村学校組合が行う。
- 4月1日 - 御嵩町の一部(旧・伏見町上恵土のうち、上野地区・前波地区・新田地区)が可児町に編入される。上野地区・前波地区・新田地区は中部中学校校区となる。
- 1960年(昭和35年)
- 3月26日 - 4月1日に姫治村が可児町と多治見市に分割されるため、姫治村北小木・大針・大薮・下切字白山・下切字国京の児童は、この日をもって中部中学校から別れ、4月から多治見市立小泉中学校に移る。
- 4月1日 - 可児町姫治村学校組合を解散。
- 1961年(昭和36年)6月14日 - 屋内運動場が完成。
- 1962年(昭和37年)5月1日 - 技術科教室が完成。
- 1984年(昭和59年)3月 - 新校舎(鉄筋コンクリート造4階建)が完成。
- 1988年(昭和63年)7月 - プールが完成。
- 久々利
- 柿下
- 久々利柿下入会(小滝苑を除く)
- 二野
- 緑ケ丘
- 羽崎
- 羽生ケ丘
- 下切
- 今
- 大森(1501番地6502から6563、1515番地5から7を除く)
- 大森台
- みずきケ丘
- 姫ケ丘
- 松伏
- 広見
- 広見1丁目、2丁目、3丁目、4丁目、5丁目、6丁目、7丁目
- 瀬田
- 柿田
- 渕之上
- 平貝戸
- 石森
- 石井
- 中恵土
- 広眺ケ丘
進学前小学校
著名な卒業生
交通アクセス
脚注
参考文献
- 可児町史 通史編 (可児町 1980年) P.1020 - 1023
- 可児市史 第三巻 通史編 近・現代 (可児市 2010年) P.578 - 590
関連項目
外部リンク