山田 参助(やまだ さんすけ、1972年[1] - )は、日本の漫画家、イラストレーター、ボーカリスト。ゲイ雑誌や一般誌で活動している。『コミックビーム』にて『あれよ星屑』、『コミック乱』にて『ニッポン夜枕ばなし』を連載。
大阪芸術大学卒業(現在の美術学科彫刻コース)。
大学在籍中に投稿誌であるゲイ雑誌『さぶ』への投稿が編集者の目に留まり、直ぐに連載を打診され、1994年にデビューする[2]。『さぶ』やゲイ雑誌『SAMSON』では連載コラムや短編漫画作品、官能小説の挿絵などを担当し、2005年度にはSAMSONの表紙を手がけた。
活動はゲイ雑誌だけに留まらず、自主映画に俳優として参加や吉本興業の劇場イベントなどのチラシイラストを担当、かつて『さぶ』にコラムを掲載していた漫画家・西原理恵子の単行本へのゲストや、山本直樹が監修する雑誌『マンガ・エロティクス』での掲載といった漫画作品に加え、ゲイ雑誌ではない一般成人誌『プレイタウン情報』(オデッセウス出版)での風俗レポート(女性の風俗嬢相手)作品の掲載や、他名義にて児童向け図書である『こぶとり爺さん』などの作画も行うなど、多才な姿を見せている。
同人誌での活動も行っており、描き下ろし作品以外にも過去の雑誌掲載作品を発行することもある。『さぶ』に連載されていた『若さでムンムン』という作品は同人誌として発行されたが、その後『クイック・ジャパン』なども発刊する太田出版から過激な内容ながらも成人向け表示を行わず全年齢向けの単行本として刊行された。
絵のタッチを掲載誌や作品により変えることがあり、時には線の細いタッチで可愛らしい風俗嬢や美女を描き、時にはコミカルなタッチのキャラを描くこともあるが、真骨頂はアクが強く緻密なタッチで描かれる男性で、濃い男臭さとどこか和風の雰囲気を漂わせる。
2010年、山田参助が笹山鳩名義で活動している武村篤彦との歌謡曲デュオ、泊がPヴァインレコードよりCDデビューを果たした。2016年現在は、泊、恥御殿バンドのメンバーとして活動中。
2020年6月29日発行の『日刊ゲンダイ』より『やる気まんまん』の新シリーズである『新やる気まんまん オット!どっこい』の連載開始[3]。
2022年2月21日から3月13日まで個展「山田参助博覧会」を東京都のヴァニラ画廊にて開催する予定[2]。
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