屋乃 啓人(やの けいと)は、日本の漫画家[2]。サークル名は「うつろ舟」[3]。代表作は山白朝子の原作による『エムブリオ奇譚』[1]、森見登美彦の原作による『ペンギン・ハイウェイ』[1]。
2018年、『月刊コミックアライブ』(KADOKAWA)5月号より、森見登美彦の小説『ペンギン・ハイウェイ』のコミカライズの連載を開始[4]。同作は小説ではなく、アニメ映画版のコミカライズとして描かれている[5]。2019年2月、4月号にて連載を終了[6]。同年9月、同誌11月号より透明な存在を望む男子と目立つ女子による青春を描いた『明日世界滅亡しないかな』の連載を開始し[7][8]、2020年4月号にて完結を迎える[9]。
商業での活動を休止し、Twitterや電子書籍での個人出版で作品を発表[10]。その間、単行本の刊行や連載の話が持ちかけられるも、屋乃は断りを入れていた[10]。しかし、KADOKAWAの担当の石村の説得により、2022年1月に『スレチガイも恋のうち ―屋乃啓人ショートコミック詰め合わせ!―』を刊行[10][11]。