家族はつらいよ2 |
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監督 |
山田洋次 |
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脚本 |
山田洋次 平松恵美子 |
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原作 |
山田洋次 |
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出演者 |
橋爪功 吉行和子 |
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音楽 |
久石譲 |
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撮影 |
近森眞史 |
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編集 |
石井巌 |
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制作会社 |
松竹 |
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製作会社 |
「家族はつらいよ2」製作委員会 |
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配給 |
松竹 |
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公開 |
2017年5月27日 2017年6月14日 |
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上映時間 |
113分 |
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製作国 |
日本 |
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言語 |
日本語 |
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興行収入 |
9億3100万円[2] |
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前作 |
家族はつらいよ |
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次作 |
妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII |
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テンプレートを表示 |
妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII |
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監督 |
山田洋次 |
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脚本 |
山田洋次 平松恵美子 |
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製作 |
深澤宏 |
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出演者 |
橋爪功 吉行和子 |
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音楽 |
久石譲 |
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撮影 |
近森眞史 |
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編集 |
石井巌 |
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制作会社 |
松竹 |
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製作会社 |
「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」製作委員会 |
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配給 |
松竹 |
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公開 |
2018年5月25日 2018年7月18日 |
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上映時間 |
123分 |
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製作国 |
日本 |
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言語 |
日本語 |
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興行収入 |
9億4600万円[3] |
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前作 |
家族はつらいよ2 |
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『家族はつらいよ』(かぞくはつらいよ)は、2016年から2018年に公開された日本の喜劇映画のシリーズ。全3作。監督は山田洋次。
シリーズ1作目となる『家族はつらいよ』が2016年3月12日に公開された。山田洋次監督の85本目の映画である。2作目となる『家族はつらいよ2』が2017年5月27日に、3作目となる『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』が2018年5月25日に公開された[4][5]。
概要
シリーズ1作目となる『家族はつらいよ』は山田洋次監督にとって『男はつらいよ 寅次郎紅の花』以来21年ぶりの喜劇映画。タイトルも「男はつらいよ」から来ている。
熟年離婚がテーマとなっており[6]、2013年の『東京家族』と同じ家族のキャストで描いている[5]。丸山歩夢、小林稔侍、風吹ジュンも『東京家族』と同じ役で出演している。
劇中では『東京家族』や『男はつらいよ』のポスターが貼ってあったり、『男はつらいよ』の主題歌が唄われDVDが並んでいたりする場面がある。
2016年、2作目の製作が発表され、無縁社会がテーマとして描かれる。2017年5月27日に『家族はつらいよ2』のタイトルで公開された[7][8]。
2017年、3作目の製作が発表され、「主婦への賛歌」をテーマとして描かれる。2018年5月25日に『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』と題して公開された[4][5]。題名は、女性の生き方を描いてきた成瀬巳喜男監督の1935年(昭和10年)の作品『妻よ薔薇のやうに』へのオマージュとなっている[9]。
また、2017年には、俳優の黄磊(ホアン・レイ)の初監督により、『麻煩家族』(マーファンジャーズー)のタイトルで中国映画としてリメイクされた[10]。黄磊は主演も務めた。
あらすじ
『家族はつらいよ』
熟年夫婦の離婚騒動をめぐって家族はつらいという題材を舞台に話が展開していく。夫が誕生日をもうすぐ迎えようとする妻に何か欲しいものはないかと尋ねるが、その答えは何と「離婚届」だった。一方、長女夫婦は泰蔵(長女の夫)が骨董趣味で購入したお皿のことで成子(長女)ともめていたが、長男夫婦(幸之助・史枝)から両親(周造・富子)の離婚問題を聞いて、次男(庄太)を交え、長男の息子二人抜きの大人だけによる「家族会議」を開くことになったが、事情を知らない庄太が恋人の憲子を親兄弟に紹介しに実家に来たものだから、成り行きで憲子も「家族会議」に参加することになったが、周造が途中で卒倒して離婚どころか会議できる状態でなくなった。
『家族はつらいよ2』
離婚騒動から数年、周造はマイカー[注 1]での外出を楽しみのひとつとしていたが、車には新たな傷が絶えず、家族はいつか大事故を起こすのではないかと心配する。運転免許を返上するよう説得を試みるが失敗、周造は家族の姑息なやり方に激怒し、死ぬまで運転を続けるとますます意固地になってしまう。不穏な空気に包まれる平田家であったが、そんな中、恐れていた事態が起きてしまう。周造は、行きつけの飲み屋の女将かよとお忍びのデートドライブ中にダンプカーに追突事故を起こしてしまう。これを知った幸之助はついに家族会議を招集の決定。一方、周造はドライブ中に偶然、旧友の丸田と出会う。かつて呉服屋の息子で女子生徒からもモテていた丸田であったが、70歳を超えた今、彼は工事現場で棒ふりをしながら生活費を稼ぎ、ボロボロのアパートで孤独に暮らしていた。丸田を哀れに思った周造は旧友を集め、丸田を励ます会を開く。久しぶりに美味い酒を飲み上機嫌に酔っぱらった丸田は、周造に連れられて平田家に泊まることになったのだが、朝目が覚めると大変な事態になっていた。丸田との再会を経て周造は、自分が幸せであったことに気付いていく。
『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』
ある日の昼下がり、史枝が家事の合間に居眠りをしている間に泥棒が入り、史枝が冷蔵庫内に隠していたへそくりが盗まれる。「俺の稼いだ金でへそくりをしていたのか!」と夫からの心ない言葉に史枝は溜まっていた不満を爆発させ、家を飛び出す。主婦がいなくなった平田家は大混乱に陥り、体調の優れない富子に代わって周造が不慣れな家事に挑戦するものの、長続きしない。一同は史枝の存在のありがたみを実感するが、史枝が帰ってくる兆しは一向になく、平田家崩壊の危機に家族会議を緊急召集する[4]。
登場人物
シリーズ共通
- 主要人物
-
- 平田周造(ひらたしゅうぞう)
- 演 - 橋爪功
- 父。
- 平田富子(ひらたとみこ)
- 演 - 吉行和子
- 母。周造の妻。
- 平田幸之助(ひらたこうのすけ)
- 演 - 西村雅彦→西村まさ彦
- 長男。商社の中間管理職。
- 平田史枝(ひらたふみえ)
- 演 - 夏川結衣
- 幸之助の妻。主婦。
- 金井成子(かないしげこ)
- 演 - 中嶋朋子
- 長女。税理士。
- 金井泰蔵(かないたいぞう)
- 演 - 林家正蔵
- 成子の夫。妻の事務所の雑務担当。
- 平田庄太(ひらたしょうた)
- 演 - 妻夫木聡
- 次男。ピアノ調律師。
- 間宮憲子(まみやのりこ) → 平田憲子(ひらたのりこ)
- 演 - 蒼井優
- 庄太の恋人→妻(第2作から)。看護師。
- 加代(かよ)
- 演 - 風吹ジュン
- 居酒屋「かよ」の女将。周造の行きつけの店の美人女将。
- その他
-
- 平田謙一
- 演 - 中村鷹之資 / 大沼柚希(第3作)
- 幸之助の長男。
- 平田信介
- 演 - 丸山歩夢 / 小林颯(第3作)
- 幸之助の次男。
- 鰻屋
- 演 - 徳永ゆうき
- 鰻屋「うな茂」の配達担当従業員。
- 中村
- 演 - 藤山扇治郎(第2作から)
- 所轄署の新米巡査。
『家族はつらいよ』(登場人物)
『家族はつらいよ2』(登場人物)
『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』(登場人物)
オールスタッフ
受賞歴
- 『家族はつらいよ』
-
- 『家族はつらいよ2』
-
- 第41回日本アカデミー賞(2018年)[14]
- 優秀脚本賞(山田洋次 / 平松恵美子)
- 優秀助演男優賞(西村雅彦)
- 優秀助演女優賞(夏川結衣)
- 優秀撮影賞(近森眞史)
- 優秀照明賞(渡邊孝一)
- 優秀美術賞(倉田智子 / 小林久之)
- 優秀録音賞(岸田和美)
- 優秀編集賞(石井巌)
関連商品
- 『家族はつらいよ』
-
- 『家族はつらいよ2』
-
- 小説(著:小路幸也、2017年3月15日発売、講談社文庫、ISBN 978-4-06-293568-5)[17]
- サウンドトラック(2017年5月31日発売、Universal Sigma、UMCK-1567)[18]
- Blu-ray / DVD(2017年11月3日発売)[19]
- 豪華版(初回限定生産)Blu-rayは特典ディスク(メイキング、イベント映像収録)つき。
- 『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』
-
- 小説(著:小路幸也、2018年3月15日発売、講談社文庫、ISBN 978-4-06-293881-5)[20]
- サウンドトラック(2018年5月23日発売、Universal Sigma、UMCK-1599)[21]
- ブルーレイ / DVD(2018年11月7日発売)[22]
- 豪華版(初回限定生産)ブルーレイは特典ディスク(メイキング、イベント映像集)つき。
テレビ放送
- 『家族はつらいよ』
- 『家族はつらいよ2』の公開を記念するかたちで、テレビ朝日ほか一部系列局で放送された。
- 『家族はつらいよ2』
- 『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』の公開にあわせて、テレビ朝日ほか一部系列局にて地上波初放送。また、BSデジタル放送のBS朝日でも放送。
視聴率は関東地区で7.0%を記録した(ビデオリサーチ調べ)。
放送日時が早い順に記載。
舞台(劇団新派)
劇団新派により舞台化され、「新派130年 初春新派公演」として2018年1月2日から1月25日まで東京・三越劇場にて初演。演出は山田洋次[23]。平成を舞台とした初の新派作品となる[24]。
「九月新派公演」の第二幕として2019年9月7日から9月16日まで大阪・大阪松竹座にて[25]、9月20日から9月23日まで名古屋・御園座にて上演された。
キャスト(劇団新派)
スタッフ(劇団新派)
- 脚本 - 山田洋次、平松恵美子(映画『家族はつらいよ』より)
- 演出 - 山田洋次
- 製作 - 松竹
舞台(松竹新喜劇)
『大阪の 家族はつらいよ』と題して松竹新喜劇により舞台化され、「松竹新喜劇 錦秋特別公演」の第二部として2019年11月13日から11月24日まで大阪松竹座にて上演された[26]。舞台を大阪に移し、熟年離婚を題材に谷町六丁目に暮らす3世帯の家族の姿を描く[27]。
キャスト(松竹新喜劇)
スタッフ(松竹新喜劇)
- 原作・脚本・演出 - 山田洋次
- 脚本・演出助手 - わかぎゑふ
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
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1960年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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男はつらいよ |
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1-10作 | |
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11-20作 | |
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21-30作 | |
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31-40作 | |
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41-50作 | |
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関連項目 |
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