宗方 俊遃(むねかた としゆき、1933年3月7日 - 2018年9月19日[1])は、日本の教育者。元都立高等学校生物学の教員、教頭、学校長を歴任。
人物
生い立ち
1933年(昭和8年)東京府東京市生まれ[注釈 1]。東京都立新宿高等学校を経て、東京教育大学理学部植物学科卒業。
教員として
大学卒業後、東京都教育委員会に高等学校教員として採用される。初赴任は東京都立日本橋高等学校であった。
1965年(昭和40年)戦後初の公立全寮制高校、東京都立秋川高等学校設立時から教諭、教頭、学校長として、また同校の寮、玉成寮において舎監、主任舎監、舎監長として生活指導にも携わり、通算26年同校に勤務した。1993年(平成5年)秋川高校の校長をもって定年退職。
秋川高校在任中、宗方と図書館司書、図書委員が中心となり、多摩の寺院、文化の研究を行い、秋川高校図書館の図書館報増刊として郷土資料を発行した。
定年退職後
定年後は桜の巨樹・古木を訪ねる旅を続け、その数は1,200本を超えるという。また、顕微鏡写真も得意とする。趣味は篆刻。
2012年(平成24年)教育功労者として、春の叙勲で瑞宝小綬章を受章した[2]。
来歴
著書
教育
自然科学
役職
元職
- 全国高等学校写真連盟理事長
- 東京都高等学校文化連盟会長
- 文化庁国民文化祭企画委員
- 社会福祉法人聖明福祉協会理事[3]
脚注
注釈
出典
参考文献
関連項目