宇出津駅(うしつえき)は、かつて石川県鳳珠郡能登町宇出津に存在したのと鉄道能登線の駅。2005年(平成17年)、能登線の廃止により廃駅となった。
急行停車駅で、かつ運行上の要となる駅でもあった。
歴史
年表
余談
駅前の交差点名は「宇出津駅前」であったが、2023年頃にローマ字併記の「能登町役場前」に交換され、廃駅後18年で当駅前の名が完全に消滅した。
駅構造
島式ホーム1面2線かつ複数の側線を有する地上駅で有人駅となっていた。また、廃線になるまではのと鉄道の本社が置かれていた。
利用状況
「石川県統計書」によると、廃止前までの1日平均乗車人員は以下の通り。
年度
|
1日平均 乗車人員
|
1990年
|
962
|
1991年
|
885
|
1992年
|
864
|
1993年
|
757
|
1994年
|
791
|
1995年
|
751
|
1996年
|
899
|
1997年
|
658
|
1998年
|
625
|
1999年
|
606
|
2000年
|
576
|
2001年
|
472
|
2002年
|
374
|
2003年
|
337
|
2004年
|
335
|
駅周辺
バス路線
備考
能登線廃止後、駅舎は観光案内所などに利用されていたが、再開発のために解体撤去された。跡地には2014年(平成26年)4月26日に宇出津公民館ならびに能登町立中央図書館を含む交流施設コンセールのとが開業[3]。さらにその隣接地に能登町役場が移転して2020年(令和2年)1月6日から業務を開始した[4]。
駅ホームは将来的に移設のうえ、モニュメントとして残される予定であることが新聞などで報道されていたが、計画の変更により撤去された。その後「鉄道緑地広場」が羽根駅寄りに新しく作られているが、のと鉄道で実際に使用されていた設備などは使われていない。
隣の駅
- のと鉄道
- 能登線
- 藤波駅 - 宇出津駅 - 羽根駅
脚注
参考文献
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
宇出津駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
石川県の図書館 |
---|
県立 | |
---|
加賀地方 | |
---|
能登地方 | |
---|
|