『壮烈新選組 幕末の動乱』(そうれつしんせんぐみ ばくまつのどうらん)は、1960年の日本映画。映倫番号:11807。白井喬二の原作をもとに、比佐芳武が脚色、佐々木康が監督、ベテランスター・キャストが一堂に会した娯楽時代劇。撮影伊藤武夫。新選組お馴染みのエピソードとともに、維新前夜に躍動する佐幕・勤王派の群像が浮き彫りに。
あらすじ
文久二年、勤王志士を制圧するため新徴浪士隊を作った幕府は、これが不評により解散、この幕府の態度を快しとしない隊士たちにより、新たに新選組が発足された。江戸試衛館の近藤勇、土方歳三、沖田総司等一派に、水戸浪士芹沢一派が合流、
そんな折も折、京洛には勤皇派を名のる斬込み強盗が横行していた。賊は勤皇の士で長古堂に住む但馬織之助であるとの密告で、新選組は長古堂を襲った。無実を叫ぶ長古堂の娘お香代を後に、織之助は辛うじて逃れた。その日、近藤勇は隊員芹沢が太物問屋太野屋の別邸とその妾お梅を奪ったと聞き、彼をいましめた。しかし芹沢は反省の色なく、大野屋に焼打をかけた。彼を斬った勇は強盗事件も芹沢一味の仕業なのを知った。
一度は引退を決意した勇も会津候に説得されて一層の忠誠を誓った。そんな中、勇のもとに、三条池田屋で桂小五郎等勤皇の士が会合するとの報がもたらされた。
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