大川 恵子(おおかわ けいこ、1936年7月26日[1][2][3] - )は、日本の女優。愛知県名古屋市出身[3]。本名は加古 啓子(かこ ひろこ)[1][2][3]。愛知県立刈谷高等学校卒業[2][3]。
来歴
1955年に名鉄デパートに入社するが、月刊誌『平凡』主催「ミス平凡」に選ばれ、1956年に東映ニューフェイスの第3期生となる[1]。同期には里見浩太朗・桜町弘子・大村文武らがいた。芸名は当時の東映社長の大川博が命名したものである[1]。黄金期の東映時代劇でお姫様女優として活躍。『姫君一刀流』は唯一の主演作である。1962年、時代劇ブームの去る前にサラリーマンと結婚、引退し映画界を去る。以降、マスコミに出ることはない。
1959年(昭和34年)3月2日から6日まで開催された「ベルリン日本映画芸術の日」と3月6日から11日まで開催された「ミュンヘン日本映画見本市」に出席のため同3月1日、芦川いづみ(日活)、大空眞弓(新東宝)、小山明子(松竹)、司葉子(東宝)、若尾文子(大映)ら他の映画会社代表女優たちと共に東映代表女優としてドイツへ出発。
1962年(昭和37年)に結婚し、引退[4]。
主な出演
映画
脚注
- ^ a b c d 「新桜オールスタァ名鑑」『芸能画報』12月号、サン出版社、1957年12月。
- ^ a b c 『日本映画人大鑑』キネマ旬報社、1959年、70頁。
- ^ a b c d 夕刊京都新聞社 編『京都年鑑 1960年版』夕刊京都新聞社、1959年、588頁。
- ^ 『読者とともに20年 : 平凡出版株式会社小史』平凡出版、1965年、211頁。
外部リンク