土佐大正駅(とさたいしょうえき)は、高知県高岡郡四万十町大正にある、四国旅客鉄道(JR四国)予土線の駅である。駅番号はG30。
2016年3月26日の改正で、十川駅が交換設備の使用を停止し単線化されたため、江川崎 - 川奥信号場間で唯一の交換可能駅となった。
歴史
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅である。ホームから地下道を渡ると山小屋風の駅舎がある。
駅舎の中にはバス会社である四万十交通が入っており、このバス会社が切符の販売受託もしている簡易委託駅である。
トイレは、駅ホームの宇和島寄りに男女兼用のバイオトイレが1台ある他、駅舎横にも設けられている。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先
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1
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■予土線
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下り
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江川崎・宇和島方面
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2
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上り
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窪川方面
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利用状況
1日の平均乗降人員は以下の通り[4][5]。
1日乗降人員推移
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年度
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1日平均人数
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2011年
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114
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2012年
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92
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2013年
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80
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2014年
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62
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2015年
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60
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2016年
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44
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2017年
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30
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2018年
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30
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駅周辺
駅前に予土線全通の記念碑がある。
当駅前に設置されている道路標識「国鉄土佐大正駅」は2017年頃、先代標識の意匠(青看板)かつ「国鉄」のまま再作成されたものである。実際に国鉄時代から使われていた先代看板は、国鉄民営化後に「国鉄」部分を塗り消されて使われていたが、風雨で再び「国鉄」が浮き出たまま長く使われた。このことが評判となり、レトロな街おこしにも合致したことから、上述の再作成に到ったものである。再作成時点で約30年前の旧事業者名を、現行の道路標識に採用及び再作成されている例は、観光的配慮とはいえ全国的に珍しい。なお近隣である十川駅前の道路標識は2021年現在でも国鉄当時のものが残っている。
バス路線
- 四万十町コミュニティバス[9]
- 葛籠川線:葛籠 ※木曜運転
- 里川線:里川 ※木曜運転
- 芳川線:芳川奥 ※金曜運転
隣の駅
- 四国旅客鉄道(JR四国)
- ■予土線
- 打井川駅 (G29) - 土佐大正駅 (G30) - 土佐昭和駅 (G31)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
土佐大正駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
予土線(しまんとグリーンライン) |
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