和歌山県道9号岩出海南線(わかやまけんどう9ごう いわでかいなんせん)は、和歌山県岩出市から同県海南市に至る主要地方道に指定された県道である。
1994年(平成6年)3月以前の旧名称は船戸海南線。
概要
多くの区間が熊野古道と重複している。
起点は和歌山バイパスが開通するまで国道24号との交点だったため、岩出市中心部や岩出橋は県道9号に含まれておらず、岩出市内の区間は非常に短くなっている。また、岩出橋が多数の県道の合流するボトルネックであるため、和歌山県道10号岩出野上線との交点は交通量が多い。周辺には農地や集落があるため、生活道路として地元住民が利用している。
起点から和歌山市平尾にかけて快適な2車線道となっているが、その後は1車線道や1.5車線道が続く。
海南市多田からは、和歌山県道135号和歌山海南線と合流する同市黒江地区の交差点付近にかけて、再び快適な2車線道となっている。しかし、黒江地区南部は市街地が密集しており、再び狭い道となっているため、拡幅事業が進行中である。
その後は、国道42号との終点付近を残し、2車線整備が完了している。
路線データ
歴史
路線状況
重複区間
トンネル
地理
通過する自治体
交差する道路
沿線
脚注
関連項目