南出羽駅(みなみでわえき)は、山形県山形市大字北浦[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線の駅である。「山形線」の愛称区間に含まれている。
当時の所在自治体名(出羽村[2])に「南」を冠した。
単式ホーム1面1線を有する地上駅である。1993年(平成5年)時点では、線路の青森方に向かって左手(西側)に待合室付きの50メートルほどのホームがあるのみであった[6]。このため、客車列車はすべて通過し、一部時間帯に気動車列車が停車するのみであった。
しかし、山形新幹線の新庄延伸に伴い、6両電車が停車可能なホームと待合所が線路東側に新設された。この待合所は駅周辺に広がる公園の利用者が寄付したもので、開放的かつ清潔である。ホームと駅舎は同じ高さにあるが、両者は橋で結ばれており、その下には別の道が通っている。
山形駅管理の無人駅である。ホーム上に乗車駅証明書発行機と簡易Suica改札機が設置されている。また、数台分の駐車場と、屋根付きの駐輪場を備えている。
「山形県の鉄道輸送」によると、2000年度(平成12年度)- 2004年度(平成16年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった[7]。山形県立中央病院が南出羽駅前に移転したことにより、乗降客数が飛躍的に増加した。
駅周辺には公園が広がっている。