加美 和照(かみ かずてる、1931年10月14日 - )は、日本の法学者。専門は、商法・会社法。学位は、博士(法学)(中央大学・論文博士・1997年)。中央大学名誉教授。
略歴
1954年中央大学法学部法律学科卒業。1956年一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。
埼玉大学文理学部助手。1962年青山学院大学法学部専任講師。1965年青山学院大学法学部助教授。1966年中央大学法学部専任講師。1967年中央大学法学部助教授。1969年中央大学法学部教授。1975年ドイツ・ミュンスター大学に留学(~1976年)。1979年中央大学通信教育部長(~1981年)。1986年学校法人中央大学評議員(~1990年)。2002年中央大学定年退職。同名誉教授[1]。2004年明治学院大学法科大学院客員教授(〜2007年)。
1997年、博士(法学)、学位論文の題は「会社取締役法制度研究 」[2]。
2011年11月瑞宝中綬章受章[3]。
主要著書
- 『会社法入門』(編著 北樹出版 1982年初版・2001年5改訂版)
- 『会社法』(勁草書房 1982年新訂・2011年新訂第10版)
- 『商法(商行為)入門』(編著 北樹出版 1985年)
- 『商法総則』(勁草書房 1989年新訂)
- 『手形・小切手法入門』(編著 北樹出版 1979年初版・1990年改訂版)
- 『会社法の現代的課題』(勁草書房 1991年)
- 『取締役の権限と責任 : 法的地位の総合分析』(編著 中央経済社 1994年)
- 『商法(司法書士合格基本選書 4)』(東京法経学院、1984年初版・2003年新訂2版)
関連項目
脚注
- ^ 以上について、『加美和照先生古稀記念論文集』(法学新報109巻9=10号、2003年)
- ^ 博士論文書誌データベースによる
- ^ “平成23年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 6 (2011年11月3日). 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月6日閲覧。