前川 喜久雄(まえかわ きくお、1956年 - )は、日本の言語学者。専門は音声学、言語資源など。国立国語研究所名誉教授。
国立国語研究所の研究系長、副所長を経て2023年4月より同研究所所長を務める。
父は、国立西洋美術館館長などを務めた、美術史家の前川誠郎。
来歴・人物
<主な出典:[1]>
同じく2023年に、話し言葉としての日本語研究のための言語資源の開発への貢献が評価されて、国際音声コミュニケーション学会(英語版)のフェローに選出された [8]。
学会
賞歴
- 2010年、2012年、2021年にそれぞれ国立国語研究所所長賞を受賞。
- 2011年、2012年にそれぞれ日本音声学会優秀論文賞を受賞。
著書
単著
共著
編著
- 『講座日本語コーパス(1)コーパス入門』(朝倉書店、2013年)
監修
共監修
脚注
注釈
- ^ 博士論文の主査は、論文博士の場合における論文提出先の審査委員であって、課程博士の場合における在学時の指導教員とは異なる。
- ^ 福岡、東京育ち[3]。
- ^ 博士論文は「コーパスを利用した自発音声の研究」。主査は古井貞熙、副査は徳永健伸、仁科喜久子、篠田浩一、藤井敦、佐藤大和。
- ^ 所長は、人間文化研究機構における大学共同利用機関の長にあたり、最初の任期は4年で、再任を含めると最長で通算8年の在任が可能。2020年1月改正時点の同機構大学共同利用機関の長に関する就業規則による。
出典
外部リンク