冷泉 為理(れいぜい ためただ)は、江戸時代後期から明治時代にかけての公卿・歌人。上冷泉家20代当主。
文政7年(1824年)、冷泉為全の子として誕生。母は佛光寺門主渋谷真乗の娘松子。
官位は正二位権中納言。幕末の動乱にあって俊成・定家自筆本を始めとする家宝を守り、明治維新後は京都に残る事を選んだ。
明治18年(1885年)、薨去。家督は子為紀が継いだ。